
SEO
更新日: 2025/12/27
【イラスト付き】noindexとは?検索結果に出さない設定を分かりやすく解説
Webサイトを運用していたら、一部のページを検索結果に出したくないと思ったんだけどどうしたらいいのかしら?
そういうときは、「noindex」を使おう!
noindexなら特定のページを検索結果に出さず、初心者でも管理がしやすくなるよ。
難しい仕組みや専門的な操作が必要なのかしら?
noindexがどのような目的で使われる考え方なのかを知るだけで、設定へのハードルはかなり下がるし、設定自体はそこまで難しくないよ。
今回は、noindexとは何か、検索結果に出さない設定を分かりやすく解説を解説するね!
目次
noindexとは?検索結果に出さないってどういうこと?
「noindex」とは、特定のWebページを検索結果に表示させないための設定を指すよ。
ページを表示させないってどういうこと?
ページ自体を削除するわけではなく、検索エンジンに対して「この内容は検索結果に載せなくてよい」と伝えるための仕組みなんだ。
HTMLに決められた形で記述するため、「noindexタグ」という呼び方もあるよ。
へえ〜、便利な仕組みね。
検索エンジンはクローラーがページを確認し、その情報をインデックスしたうえで検索結果に反映しているんだ。
しかし、noindexが設定されたページはこの整理の対象から外れるため、検索しても結果画面には表示されないよ。
だから、ユーザーが検索結果を経由して直接そのページにたどり着くことはなくなるんだ。
noindexのメリットを整理しよう
Webサイトを運営していると、すべてのページが検索エンジンから評価される状態が必ずしも望ましいとは限らないよね。
ええ。内容が古くなっていたり、検索向けに作られていないページが混ざっていたりすると、Webサイト全体の印象に影響する可能性があるわよね。
そこで、特定のページだけをnoindexで検索結果の対象外にすることにより、ほかのページがこれまで積み上げてきた評価に余計な影響を与えにくくなるよ。
検索に向かないページを整理し、検索結果に表示される情報をコントロールするための仕組みとして、noindexが使われているんだ。
noindexの設定方法は?主な方法3つを解説!
noindexのメリットが分かったし、設定方法も知りたいわね。
Webサイトの作り方や運用環境によって操作方法は異なり、同じnoindexでもページを直接編集するケースや、管理画面から設定できる場合があるよ。
代表的な設定方法は下記の3つだね。
1.metaタグを使ってページごとにnoindexを指定する
2.HTTPレスポンスヘッダーでnoindexを伝える
3.WordPressなどのCMSで画面操作だけで設定する
それぞれの設定方法を詳しく見ていこう!
1.metaタグを使ってページごとにnoindexを指定する
HTMLを直接編集できる場合は、metaタグを使うのがもっとも基本的な方法だよ。
検索結果に表示させたくないページのhead内に記述するだけのため、特定のページだけを対象にしたいときに向いているんだ。
具体的には「<meta name="robots" content="noindex">」というコードを記載しよう。
どのようなページに使われるの?
テストページや一時的に非公開にしたいコンテンツなど、ピンポイントで制御したい場面で使われることが多いね。
2.HTTPレスポンスヘッダーでnoindexを伝える
HTMLを直接触れないファイルや、PDFなどのページでは、HTTPレスポンスヘッダーを使ってnoindexを指定しよう。
ただ検索結果に表示させないこととはどう違うの?
ページの中身ではなく、サーバー側から検索エンジンに対して指示を出すイメージだね。
具体的には、「X-Robots-Tag: noindex」というコードを記載しよう。
複数ページにまとめて設定したい場合や、CMS外のファイルを対象にしたいときに使われるよ。
3.WordPressなどのCMSで画面操作だけで設定する
WordPressをはじめとしたCMSを使っている場合は、管理画面のメニュー操作だけでnoindexを設定できるケースが多いよ。
プラグインやテーマの機能を使えば、コードを触らずにチェックを入れるだけでいいんだ。
記事ごとに設定できることも多いし、ミスも減らしやすいよ。
コードに不慣れな初心者でも安心ね。
noindexを設定すべきページの種類をチェック
noindexを使うかどうかは、ページの内容や使われ方によって判断することが大切だよ。
すべてのページを検索結果に出す必要はなく、役割によっては表示されないほうが分かりやすい場合もあるわね。
確認作業のためだけに作られたページや、特定の操作が終わったあとに表示される画面は、検索から訪問されることを想定していないよ。
ページをそのまま検索結果に残しておくと、ユーザーが目的の情報にたどり着きにくくなることもあるんだ。
検索結果への表示を見直したほうがよい代表的なページは、下記のようになっているよ。
| noindexを設定すべきページ | 理由 |
| 動作チェックのための確認ページ | 制作途中の内容が検索結果に出てしまうと、誤った情報として見られる可能性があるため |
| 問い合わせ受付後の案内ページ | 送信完了後に表示されるページであり、検索から訪問される意味がほとんどないため |
| キャンペーン向けの専用ページ | 検索流入を目的としておらず、キャンペーンの利用に限定したほうが管理しやすいため |
| 検索対象から外したいページ | 内容の性質上、検索向けではないと判断したページを整理するため |
ユーザーに検索から見つけてもらう必要があるかどうかを基準に考えると、noindexを設定すべきページが見えてくるよ。
noindexの設定はどう確認する?
noindexが設定されているかどうか確認するには、どうしたらいいの?
確認方法はいくつかあるけど、ページのHTMLを直接確認する方法が分かりやすいよ。
対象のページをブラウザで開いた状態で「Ctrl+U」を押し、「Ctrl+F」を使って検索窓を開き、「noindex」と入力すれば設定が含まれているかをすぐに見つけられるんだ。
また、Googleサーチコンソールでも、管理画面の「ページ」を開くと各URLのインデックス状況が一覧で確認できるよ。
まとめ
今回はnoindexとは何か、検索結果に出さない設定を分かりやすく解説を解説したよ。
noindexは、Webサイト全体の運営や管理の中で非常に役立つと分かったわ。
検索から見つけてもらう必要のないページに絞って設定することが大切ね。
最後にまとめとして、以下4点を頭にメモしていこう。
まとめ
◆noindexとは、特定のWebページを検索結果に表示させないための設定のこと
◆noindexで検索結果の対象外にすることにより、ほかのページがこれまで積み上げてきた評価に余計な影響を与えにくくなる
◆noindexの主な設定方法は、「metaタグを使ってページごとにnoindexを指定する」「HTTPレスポンスヘッダーでnoindexを伝える」「WordPressなどのCMSで画面操作だけで設定する」の3つ
◆noindexを設定すべき主なページは、「動作チェックのための確認ページ」「問い合わせ受付後の案内ページ」「キャンペーン向けの専用ページ」「検索対象から外したいページ」の4種類
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