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更新日: 2024/12/30
【イラスト付き】コンバージョンパスとは?意味や分析するメリットを詳しく解説!

ねえブルーちゃん!
どうしたの?ピンクちゃん。


Webマーケティングについて勉強しているだけど、「コンバージョンパス」について詳しく知りたいの!
OK!それじゃあ今回は、コンバージョンパスの意味や、分析するメリットについて紹介していくね。

目次
- 1. コンバージョンパスとは?
- 2. コンバージョンパスの具体例は?2つ紹介!
- 2-1. 具体例1:一般消費者向けのECサイトの場合
- 2-2. 具体例2:B2B(企業間取引)でIT関連のツールを提供する企業の場合
- 3. コンバージョンパスを分析するメリットとは?
- 3-1. 1.ユーザーの行動がわかるようになる
- 3-2. 2.コンテンツや施策を改善できる
- 3-3. 3.無駄なコストを削れる
- 4. コンバージョンパスはどんなときに使えるの?3つの場面を紹介!
- 4-1. 1.広告の効果を測定したいとき
- 4-2. 2.ユーザーが途中で解約する理由を調べたいとき
- 4-3. 3.ユーザーをじっくり育てたいとき
- 5. コンバージョンパスを分析する際のポイントは?2つ紹介!
- 5-1. 1.ユーザーの立場で考えよう
- 5-2. 2.効果測定後もコンテンツの改善を続けよう
- 6. まとめ
コンバージョンパスとは?

そもそもコンバージョンとは何かについて、まず解説するね。

コンバージョンとは、購入や問い合わせ、資料請求など、Webサイトにおいてユーザーが行う最終的なアクションのことだよ。

そしてコンバージョンパスとは、コンバージョンに到達するまでに辿る一連の道のりのことを指すんだ。
そうなのね!イメージしやすいよう、簡単な例も知りたいわ。


OK!たとえば、以下のような流れがコンバージョンパスの一例だよ。
1.興味のある商品についてGoogleで検索する
2.気になった記事を閲覧する
3.記事の中に含まれる広告をクリックする
4.広告から飛んだ先の商品購入ページをチェックする
5.商品を購入する

このように、コンバージョンパスとは「ユーザーがどのような経路を通じて自社の商品やサービスに到達したのか」を表しているんだ。
コンバージョンパスから、ユーザーのニーズを深堀りできそうね!


その通り!分析すれば、マーケティング施策の効果や課題を明確にできるよ。
コンバージョンパスの具体例は?2つ紹介!

それじゃあここからは、コンバージョンパスの具体例を2つ紹介するね。

今回は、以下の例について説明していくよ。
1.一般消費者向けのECサイト
2.B2B(企業間取引)でIT関連のツールを提供する企業
よろしくお願いしま〜す!


かなりタイプが違う2パターンを紹介するから、ぜひ参考にしてみてね。
具体例1:一般消費者向けのECサイトの場合

一般消費者向けのECサイトを例に、新しいスニーカーを探しているユーザー(以降Aさん)がコンバージョンに至るまでの流れを説明するね。

はじめにAさんは、特定のキーワードで検索し、ECサイトを訪問して広告をクリックするよ。

そこで興味を持った商品について、Aさんは別のページで詳細を確認するよね。

1つのページだけでは安心できないから、Aさんは他のサイトでもレビューを読んで、信頼できる商品なのかを確かめるよ。

レビューの内容が良かったから、Aさんは先ほどのサイトに戻って、再度商品をチェックしに行くんだ。

商品の内容に納得したAさんは、カートに商品を入れて購入手続きを行い、コンバージョンパスが完了するよ。
ただスニーカーを購入するだけで、こんなに多くの経路を辿っているのね!


それから、ユーザーによって、コンバージョンパスは大きく異なる場合もあるんだよ。
具体例2:B2B(企業間取引)でIT関連のツールを提供する企業の場合

次は、B2BのIT関連企業を例に、ある企業の担当者(以降Bさん)が新しいツールを検討している場合の流れについて紹介するね。

Bさんが、自社の課題解決のための情報を調べている途中で、役立ちそうなIT関連ツールについての記事を発見したとしよう。

「すぐに詳しい情報が欲しい!」と思ったBさんは、メールアドレスを登録しておいたんだ。

しばらくして、登録したアドレスに自動配信されたメールによって、そのツールに無料のお試しがあることを知るよ。

「無料なら試してみるか」と感じたBさんは、メールに記載されたページからアクセスして、実際にツールを体験してみるんだ。

ツールの魅力を感じ、値段にも納得できたBさんは、購買担当者に連絡して契約に至ったよ。

ここまでが、Bさんのコンバージョンパスなんだ。
Aさんとは、かなり違う経路でコンバージョンしたことがわかるわね!


そうだよね。こんな感じで、コンバージョンパスから、ユーザーがどのように意思決定を行ったのかが把握できるんだ。
コンバージョンパスを分析するメリットとは?

ここからは、コンバージョンパスを分析するメリットについて深掘りしていくね。

コンバージョンパスを分析すると、以下のような効果が期待できるよ。
1.ユーザーの行動がわかるようになる
2.コンテンツや施策を改善できる
3.無駄なコストを削れる
それぞれについて、詳しく教えて!


OK!順番に説明していくね。
1.ユーザーの行動がわかるようになる

コンバージョンパスを調べると、「ユーザーがどんな順番で商品を買ったりサービスを使ったりするのか」が見えてくるよ。
通常、ユーザーの行動は目に見えないものだから、可視化されるのはとても便利ね!


その通りだよ、ピンクちゃん!

結果として、「ユーザーが何を求めているのか」をより把握しやすくなるんだ。
2.コンテンツや施策を改善できる

コンバージョンパスによって、効果的な施策や、効果があまりなかった施策を確認できるんだ。

実際にユーザーに響いた施策が明らかになるから、どの箇所を改善すれば良いか判断しやすくなるよ。
改善活動にも、かなり活用できるのね!


うん!さらに、効果が高い方法をさらに強化することもできるんだ。
3.無駄なコストを削れる

2つ目のメリットと少しかぶるけど、効果がなかった施策を把握できるから、無駄な投資を避けやすくなるよ。

効果が高い施策に絞ってコストをかけられるから、効率的にマーケティング活動を進められるんだ。
Webマーケティングは分析ツールやサイトのサーバー代など、固定費も発生するから、コストを削減できるのは嬉しいわね!


そうだね。コンバージョンパスの分析によって、重要な施策にコストをかけられるようになるよ!
コンバージョンパスはどんなときに使えるの?3つの場面を紹介!
ブルーちゃん、コンバージョンパスってどんな場面で使うと良いのかしら?


様々な場面で役に立つけど、今回は3つの場面について紹介していくね。
1.広告の効果を測定したいとき
2.ユーザーが途中で解約する理由を調べたいとき
3.ユーザーをじっくり育てたいとき

それぞれの場面について、具体的に解説していくよ。
ありがとう!

1.広告の効果を測定したいとき

1つ目が、広告の効果を測定したいときだよ。

たとえば、Googleやインスタグラムの広告を出したとき、その広告がどれだけ効果があったのかを調べるのに使えるんだ。
コンバージョンパスによってユーザーの道のりがわかるから、どの広告が一番集客力があったのかがわかるのね!


うん、その通りだよ!
2.ユーザーが途中で解約する理由を調べたいとき

2つ目が、ユーザーが途中で解約する理由を調べたいときだよ。

自社のサイトやアプリを使っているお客さんが、どのポイントでやめてしまうのかについて、明らかにできるんだ。
契約や購入につなげるのも大事だけど、解約するステップや理由を調べるのも非常に大切だよね!


コンバージョンパスによって、コンテンツのどこがわかりにくいのか、何を直せばもっと使いやすくなるのかを考える手がかりになるよ。
3.ユーザーをじっくり育てたいとき

3つ目が、ユーザーをじっくり育てたいときだよ。

たとえば、商品をすぐに買わないユーザーでも、メルマガなどで役立つ情報を定期的に送っていると、いつか買ってくれるかもしれないよね。

継続してユーザーに訴求したい場合にコンバージョンパスを使うと、「どの広告が良かったのか」「どの施策が響いたのか」が視覚化されるんだ。
高額なツールや商品など、購入の判断までに時間がかかる場合、特に効果がありそうね!

コンバージョンパスを分析する際のポイントは?2つ紹介!

ここからは、コンバージョンパスを分析する際のポイントについて、2つ紹介するね。
気になるわ!

1.ユーザーの立場で考えよう
2.効果測定後もコンテンツの改善を続けよう

どんな内容で設計する場合も、上記のポイントは必ずおさえておこう!

それじゃあ、順番に説明していくね。
1.ユーザーの立場で考えよう

コンバージョンパスを分析する際には、ユーザーの目線で考えることが不可欠だよ。

たとえば、コンテンツや広告の内容が、ユーザーにとって「知りたい情報」「解決したい問題」に応えられているのかを確認しよう。
あくまでも土台としてユーザーニーズを一番に考えるのが大事なのね!


うん!さらに、コンテンツの導線が複雑だとユーザーの離脱につながるから、ページ間の移動などもなるべくスムーズに使いやすくしておくといいよ。
2.効果測定後もコンテンツの改善を続けよう

コンバージョンパスを分析したらそれで終わりにするのではなく、定期的に効果測定を続けよう。

ユーザーの行動や市場のトレンドは日々移り変わっていくから、改善を続けることで、より高い成果につながるよ。
コンテンツの改善を行う場合に、効果的なポイントはあるのかしら?


たとえばGoogleアナリティクスなどのツールを活用して、特定の期間でのニーズを調べたり、レポートを作成すると改善しやすくなるよ。
まとめ

最後に、今回説明した内容について改めて振り返ってみるね!
まとめ
◆コンバージョンパスとは、コンバージョンに到達するまでの道のりのこと
◆コンバージョンパスを分析することで、ユーザーの行動を深掘りでき、効率的な行動につながる
◆実際にコンバージョンパスを分析する際には、ユーザー目線で考え改善を続けるのが大切

今回紹介した具体例を参考にしつつ、ぜひコンバージョンパスについての知識を付けてスキルを伸ばしていってね。
ありがとう!ツールも活用しながら、勉強してみるわ。


うん、ファイトー!
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