マーケティング
更新日: 2024/7/31
httpsとは?httpとの違いや重要な理由について解説!
ブルーちゃん、今ちょっと時間あるかしら?
大丈夫だよ〜。どうしたの?
httpsについて調べてるんだけど、いまいちよくわからなくて、、、
そしたら詳しく説明するよ〜。
本当?助かるわ!
目次
https・httpとは?
早速だけど、httpsの定義ってわかるかな?
URLの最初に付いているイメージがあるけど、定義はわからないわ、、、
httpsとは「Hypertext Transfer Protocol Secure」の頭文字を取ったもので、セキュリティを強化したhttp通信のことなんだ。
httpもあまりよくわかっていないのよ。
httpは「Hyper Text Transfer Protocol」の頭文字を取った通信規格で、どの端末で閲覧してもWebサイトを正しく表示するためにあるんだ。
ということは、httpsは、閲覧する端末に関係なくWebサイトを表示する通信規格の、セキュリティを強化したバージョンということなのね!
その通りだよ〜。
httpsとhttpとの違いは何?
httpsとhttpの違いは詳しく知ってるかな?
httpsのほうがセキュリティが高いということはさっき教えてもらったけど、それ以外はよく知らないわ、、、
じゃあ詳しく説明するね!httpsとhttpの違いは、以下の2つだよ。
1.通信が暗号化されているかどうか
2.個人情報が保護されるかどうか
httpsのセキュリティが高いのは通信の暗号化によって、個人情報が保護されているからってことなのかしら?
その通り。詳しくは1つずつ解説するね〜。
1.通信が暗号化されているかどうか
httpsは、TLSによって通信が暗号化されているんだ。
そういえば暗号化ってSSLによってされていると聞いたことがあるんだけど、TLSとSSLは違うのかしら?
TLSというのはSSLを元にして作られたプロトコルで、以前はSSLが使われていたんだけど、最近はTLSが使われているんだよ。
でもSSLという名前が広く浸透しているから、今でもTLSをSSLと呼ぶことも多いんだ。
そういうことなのね!SSLとTLSについても詳しく教えてほしいわ。
SSLは「Secure Sockets Layer」の略で、TLSは「Transport Layer Security」の略なんだけど、どちらも暗号化したデータを送受信するプロトコルなんだ。
そうやって暗号化したデータの送受信を行うことでhttpsのセキュリティが強化されているのね。
2.個人情報が保護されるかどうか
httpsはデータが暗号化されているから、個人情報も保護されているんだよ。
逆に言うと、httpの場合は個人情報が保護されていないのね。
残念ながらそうなんだ。httpのWebサイトの問い合わせフォームに氏名や電話番号などの個人情報を入力してしまうと、個人情報が盗まれる危険性もあるよ。
怖いわね、、、
個人情報の中でもCookieが盗まれると、なりすましをされる恐れもあるんだ。
ありそうな話ね。Cookieによって色々なサイトのログイン入力が省けるから、Cookieを盗まれるってことは、第三者が勝手に色々なサイトにログインできるってことだものね。
そうなんだよ。安全性を考えて、httpのサイトにはアクセスしないことをおすすめするよ。
httpsはなぜ重要なの?理由を4つ紹介!
httpsについて基本やhttpとの違いがわかったと思うから、重要な理由について解説しようかな。
あ!それも知りたかったのよ!
httpsが重要なのは、以下の4つの理由があるからなんだ。
1.セキュリティが強化されるから
2.SEO対策として有効だから
3.アクセスログの精度が上がるから
4.アクセスした人に不信感を抱かせないから
httpsって必要不可欠と言っても過言ではないぐらい重要そうね、、、
そうなんだよ。基本的にはhttpsにしないといけないと思っておいたほうがいいよ。
大切なことだから、順番にしっかり説明するね〜。
1.セキュリティが強化されるから
さっきも説明した通り、httpsは通信の暗号化によってセキュリティが強化されているから、とても重要なんだよ。
暗号化しないと、ありとあらゆる個人情報が盗まれてしまう危険性があるものね。
そうなんだよ。個人情報を悪用されてしまうと、クレジットカードの不正利用やなりすまし被害を受ける可能性があるから、注意しないとね。
クレジットカードを不正利用されたらカードの再発行が必要になるし、金銭的な損失に加えて手間もかかって大変だわ。
それに、「あのサイトは危ない」という認識が1度定着してしまうと、企業イメージに大打撃を与えるし、サイトを作り直してもアクセスを集めるのが難しくなってしまうんだ。
2.SEO対策として有効だから
実は、WebサイトはhttpsにすることでSEOで評価されるんだ。
そうなの!?
GoogleがhttpsのWebサイトを検索順位の判定要素として導入すると、公式に発表しているんだ。
ユーザーの利便性や安全性を考えると、https化しているWebサイトを優遇するのは当然だよね。
言われてみれば、検索して出てきたWebサイトでhttpのものってあまり見ないわ。
httpのままで検索順位上位を取るのは、やっぱりhttpsのサイトと比べると難しいんだよね〜。
3.アクセスログの精度が上がるから
httpsは、アクセスログの精度を上げることにも繋がるんだ。
どうしてかしら?
httpsの場合、「アクセスした人がどのサイトから流入したのか」をGoogleアナリティクスで確認することができるんだよ。
流入元がわかればアクセスログをより詳細に分析できて、Webサイトのアクセスを増やすための戦略を立てやすそうね。
その通りだよ〜。Googleアナリティクス上では、「referral」という項目が流入元を表すんだ。
4.アクセスした人に不信感を抱かせないから
httpの場合、URLが表示されているバーに「保護されていない通信」という注記が出てきてしまうから、アクセスした人が不安になってしまうんだ。
その注記を見て、「もしかして詐欺サイトなのかな?」って不安になった経験があるわ!
さらに、httpのサイトで問い合わせフォームなどに情報を入力しようとすると、「保護されていない通信」の箇所が赤くなって、かなり目立つようになるんだ。
そうなると、怖くてページを閉じてしまいそうね、、。
だよね。httpのサイトだと、せっかくアクセスしてもらったのにすぐにページを閉じられてしまうし、フォームの入力もしてもらえないことが多いんだよ。
httpってサイトの訪問者にとっても、サイトの運営者にとってもメリットがなさそうね。
そうだね。情報を盗もうと考えている悪い人にしかメリットがないから、https化はするべきだよ。
まとめ
以下がhttpsについてのまとめだよ〜。
まとめ
◆httpsとは、閲覧する端末にかかわらず、Webサイトを正確に表示する通信規格のセキュリティを強化したもの
◆httpとの違いは、通信が暗号化されているかどうかと、個人情報が保護されるかどうかの2つ
◆セキュリティが強化される、SEO対策として有効、アクセスログの精度が上がる、アクセスした人に不信感を抱かせないことからhttpsが重要視されている
httpsについて、知りたかったことは全部わかったかな?
おかげさまで、httpsの基本からhttpとの違いや重要な理由までよくわかったわ!
安心したよ。またわからないことがあったらいつでも聞いてね〜。
ブルーちゃん、ありがとう!
ピンク
お姉さんキャラで真面目。真面目だから、資金調達や事業計画を練る経営企画周りが得意。一方で、流行りのマーケティングには疎い。
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