【イラスト付き】ユニークユーザーとは？計測する理由や方法、他の指標との違いを解説

ブルーちゃん、ちょっと今いいかしら？

ユニークユーザーについて調べてるんだけど、計測する理由や計測方法、似ている指標をちゃんと理解できているか自信がなくて、、、

ありがとう！助かるわ！

ユニークユーザーというのは、ある一定の期間にWebサイトを訪問した人の数のことなんだ。

たとえば1月にAさんが3回、Bさんが5回、Cさんが1回Webサイトを訪れた場合、1月のユニークユーザーは3人になるよ。

そうそう、その通り。

それと、ユニークユーザーはUUと省略されることも多いから覚えておくといいよ。

そうだよ〜。

ユニークユーザーを計測する理由ってなんだと思う？

ほぼ正解だよ！詳しく言うと、ユニークユーザーを計測するのは以下の2つの理由からなんだ。

順番に詳しく説明するね！

ユニークユーザーを計測する1つ目の理由は、正確なサイト訪問者を計測するためだよ。

ユニークユーザーを計測しないと、サイト訪問数が1,000でも1,000人が見ているのか、100人の人が10回ずつ見ているのかなどの内訳がわからないからね。

そうなんだよ。戦略を策定したりサイトの改善を実施したりする際は、ユニークユーザーがわかっていないと間違った方向に進みかねないから、必ず確認してね。

見込み顧客を推測するためにも、ユニークユーザーの計測が重要なんだ。

サイトに限らず、サイトで紹介している商品やサービスの見込み顧客のことだよ。

たとえばサイトで紹介しているサービスの顧客が現状10人だけど、サイトに訪れたユニークユーザーが50人だった場合、少なくとも40人は見込み顧客かもしれないよね。

そうなんだよ。ユニークユーザーから見込み顧客数を推測すれば、今後の方針も決めやすくなるよ。

じゃあ次は、ユニークユーザーの計測方法について紹介するね〜。

実は、以下の3通りの方法があるんだ。

そうなんだよ。1つずつ順番に説明するね。

ユニークユーザーは、Cookieで計測できるんだ。

Cookieとは、Webサイトを訪れた際に、閲覧しているデバイスに情報が記録されるファイルのことだよ。

鋭いね！その通りなんだ。

それと、Cookieの受け入れを拒否しているユーザーについては、計測ができないから注意してね。

残念ながらそうなんだよ。

でも、Cookieを使ったユニークユーザーの計測はGoogleアナリティクスでも使われているし、ユニークユーザーの目安としてはかなりおすすめだよ。

ユニークユーザーは、IPアドレスを使って計測することもできるんだ。

そうそう。基本的には、デバイスごとにIPアドレスを持っているんだよ。

ただし、Wi-Fiに接続したり、ネットワークを切断して繋ぎ直したりすると、IPアドレスが変わることもあるから、Cookieと同様に正確なユニークユーザーを計測するのは難しいんだ。

ホスト名でユニークユーザーを計測する方法もあるよ。

ホスト名というのは、ネットワーク上で接続されたデバイスを識別するために付けられた名前のことだよ。

その通りだよ〜。デバイスの数だから、結局1人の人が複数のデバイスでアクセスした場合、正確なユニークユーザー数は計測できないんだよね。

そうなんだよ。ユニークユーザーはあくまで目安として捉えておくのが大切だね。

わかるよ〜。ややこしいよね。

そしたら、以下の4つの指標とユニークユーザーの違いについて解説するね。

PVって何か知ってる？

その通りだよ。たとえばある期間内にAさんが10回ページを訪問して、Bさんが1回ページを訪問したら、PVは11でユニークユーザーは2ということになるよ。

そうだね〜。かなり数値の差があることがほとんどだよ。

アクティブユーザーの定義はわかるかな？

アクティブユーザーっていうのは、ある期間内にWebサイトを訪れたユーザーの数のことなんだよ。

実はアクティブユーザーとユニークユーザーは明確に分けられなくて、ほぼ同義なんだよ。

セッションについては知ってる？

セッションとは、ある期間内にユーザーがWebサイトを訪れた回数のことなんだ。

ややこしいよね。ただ、PVはページの閲覧回数なのに対して、セッションはWebサイト自体の訪問回数なんだよ。

たとえばある期間にAさんが1回Webサイトに訪問して10ページを閲覧した場合、PVは10でセッションは1、ユニークユーザーは1になるんだ。

最後に、リーチについて説明するね。

リーチとは、広告を見たユーザーの数のことなんだよ。

そうなんだ。だから、Webサイトの指標について考えるときはリーチは除外してね。

ユニークユーザーについてまとめると、こんな感じだよ。

ユニークユーザーについてほかに気になることはないかな？

よかったよ。また何かわからないことがあったらいつでも聞いてね！