【イラスト付き】SEOとリスティング広告の違いを解説！メリットや選び方も

最近、うちの会社で「SEOとリスティング広告、どちらで集客するか」を議論しているんだけど、正直何が違うのかよく分からないのよね。

うーん･･･。何となくはイメージできるけど、具体的にどう違って、どちらがいいのかまでは分からないわ。

思っていたよりも奥が深そうね。

ネット集客を考える上で欠かせないのが、SEOとリスティング広告だよ。

どちらも検索エンジンを活用する方法だけど、仕組みや効果の出方には大きな違いがあるんだ。

まずは、SEOとリスティング広告の特徴を解説するね。

SEOは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれているよ。

Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードを調べた際に、自社のWebサイトやページが検索結果の上のほうに出てくるように工夫する手法何だ。

すぐに効果が出るものではなく、コンテンツの質やサイトの構造などを整えていき、少しずつ検索エンジンからの評価を上げていく必要があるよ。

うん。たしかに時間はかかるけど、安定してユーザーの訪問を増やせるよ。

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに応じて、検索結果の上のほうなど目立つ場所に表示される広告だよ。

特徴的なのは、「クリックされた分だけ課金される仕組み」を採用してるところだね。

うん。ピンクちゃんの言うとおり、実際にユーザーがクリックして初めて料金が発生する仕組みなんだ。

そうなんだ。クリック単価は設定するキーワードによって違っていて、競争が激しいワードほど価格が高くなりやすいよ。

SEOとリスティング広告は、それぞれ得意とするポイントが異なるよ。

下記のようなポイントで、SEOとリスティングのメリットを比べてみよう。

検索結果のページで最上部に表示されるリスティング広告は、目立つ位置にあるものの、ユーザーの多くは「広告」であることを意識して避けやすいんだ。

どれだけ表示されても、クリック数が伸びないケースも多いよ。

一方で、SEOによって自然検索の上位に表示されたページは、広告ではない安心感から、多くの人にクリックされやすいんだ。

順位が上であるほど、クリック率はより強くなるよ。

SEOはじっくりと時間をかけて取り組む施策で、上位表示されるまでには一定の期間が必要だよね。

ただし、コンテンツや構成を丁寧に整えれば、広告費をかけずに安定した集客が期待できるよ。

一方、リスティング広告は設定したキーワードに合わせてすぐに検索結果の目立つ位置に表示できるんだ。

すぐに結果を出したい場合はリスティング広告が適しているけど、出稿をやめれば誰にも見られなくなるのが難点だね。

検索結果に表示されるSEO対策済みのページは、ユーザーが自らの意思でたどり着いた情報として受け止められやすいよ。

対して、リスティング広告は「広告枠」に表示されるため、内容の良し悪しにかかわらず売り込みと感じられてしまうこともあるんだ。

自然な流れで情報を届けられるから、SEOの方がユーザーの信頼を得やすいよ。

リスティング広告は、自社の予算に応じて金額を調整できるのがメリットだけど、実際のクリック単価はキーワードごとの競争状況で決まるんだ。

その通り。一方で、SEOは自社内で施策を行えば、外部に支払いをせずに対応することも可能で、手間はかかるもののランニングコストは抑えられるよ。

どちらが優れているかというよりも、「どのような場面で使うか」によって選び方が変わるんだ。