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ビジネス

更新日: 2024/10/29

1on1とは?メリットや面談との違い、進め方のコツを解説

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会社内のコミュニケーション強化や、部下の成長を促進したいんだけど、上司による部下への面談は既にやってるし…。

それなら、面談とは少し違う「1on1(ワンオンワン)」を実施してみるのがいいわよ。

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「1on1」って、1対1の普通の面談とは違うの?

実施する目的や得られる効果が面談とは違うのよ。

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それじゃあ今回は、「1on1」についてメリットや面談との違いを詳しく解説するわよ。

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ピンクちゃん、お願いします!

「1on1」とは?特徴を知ろう

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まずは、「1on1」がどのようなものか説明していくわよ。

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「1on1」は、上司と部下によるマンツーマンのミーティングのことを指すわよ。

「1on1」の1は、マンツーマンを表しているんだね。

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「1on1」では、上司が部下の抱えている悩みや将来のビジョンを聞いたり、問題解決に向けて部下の成長をサポートをしたりするの。

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15〜30分の短時間で、週1回~月1回という頻度で定期的に行うのが一般的よ。

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「1on1」と人事評価面談の違いについては、次の見出しで詳しく説明するわよ。

「1on1」と人事評価面談の違いをチェック

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次は「1on1」と人事評価面談の違いを、さらに詳しく見ていきましょう。

人事評価面談なら、わたしの会社でもやっているよ!

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実施時間や頻度のほかに、どのような違いがあるの?

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以下が、「1on1」と人事評価面談の主な違いよ。

1on1 人事評価面談
目的 部下の成長促進や社内コミュニケーションの強化 今後の目標設定や評価のフィードバック
進め方 上司と部下の対話 上司から部下への質問
内容 職場での悩みやプライベートまで幅広い話題 部下の評価や目標の達成度の確認
実施頻度 週1回~月1回程度 3ヶ月~6ヶ月に1回程度
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「1on1」と人事評価面談は、目的の違いに合わせて進め方も異なるの。

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「1on1」はフランクな雰囲気で、部下の自発的な発言を重視する「対話型コミュニケーション」で進めるわよ。

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人事評価面談よりも、部下のことがよく分かりそうだし、コミュニケーションの強化も図れそうだね。

「1on1」で得られる効果は?実施するメリットを紹介

部下とのコミュニケーションの機会って減りがちだけど、「1on1」なら上手くコミュニケーションが取れるね。

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フランクな雰囲気で上司と部下が話しやすい「1on1」は、さまざまな効果が得られるのも特徴よ。

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「1on1」の実施には、下記のようなメリットがあるわ。

「1on1」のメリット

1.上司と部下の信頼関係構築に繋がる


2.個々の意識の多様性を尊重できる


3.業務の進み具合を把握できる


4.会社内の結束力を高める

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「1on1」の重要性を理解するためにも、メリットを把握しておきましょうね。

1.上司と部下の信頼関係構築に繋がる

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イエローちゃんの言うように、部下とのコミュニケーションの機会って少ないわよね。

業務的な会話しかしないこともあるよね。

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「1on1」なら部下の反応や顔色も見られて、部下のコンディションをチェックできるから、今後の目標も立てやすいのよ。

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「1on1」でコミュニケーションの機会をつくれば、上司と部下との信頼関係構築にも役立つわよ。

上司が自分の話をしっかり聞いてくれたら信頼できるし、やる気も出るね。

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上司のほうも、部下と信頼関係が築ければ、キャリアパス支援がしやすくなるというメリットもあるのよ。

2.個々の意識の多様性を尊重できる

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「1on1」を実施することで、部下それぞれの多様性に対応できるわよ。

多様性って、価値観とか考え方の違いってことだよね。

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そのとおりよ!

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特に、この場合における多様性とは、仕事上で将来どのようになりたいかを指すわ。

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イエローちゃんも、仕事で「こんな立場になりたい」「こんな働き方をしたい」という希望はあるわよね?

実は、出世はそこそこでいいから、副業をしながら働きたいんだ。

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でも、同僚はとにかく出世して、将来的には独立して起業したいって言ってたな。

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「1on1」で上司と部下が対話することで、部下それぞれで異なる仕事への意識を把握して、尊重できるのよ。

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「1on1」で得た情報は、今後の仕事の内容や、どのポジションへ配置するかを決める判断材料になるわ。

3.業務の進み具合を把握できる

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業務の進み具合を把握できるのも、「1on1」のメリットよ。

それくらいなら、業務中に確認するだけではダメなの?

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完全出社型の会社ならそれで十分なこともあるけど、最近増えているリモートワークなどは進み具合を把握するのが難しいことが多いのよ。

たしかに、わたしの会社でもリモートを取り入れているけど、部下がどの部分につまづいているか分かりにくいことがあるよ。

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でも、リモートワークには通勤時間がかからない点や、会社の光熱費が抑えられる点などメリットも大きいから、無くすのはもったいないわよね。

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「1on1」を定期的に取り入れることで、リモートワークでも、スケジュールの遅れや、トラブルの有無を確認できるわよ。

リモートワークの良さを残したまま、業務効率もアップできるんだね。

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4.会社内の結束力を高める

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「1on1」の定期的な実施は、会社内の結束力を高めることができるわよ。

自分の課題や悩みに対して上司が相談に乗ってくれれば、会社へ貢献したいという気持ちが湧いてくるよね。

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それに、会社内の結束力が高まれば、離職防止にも繋がるのよ。

大切な人材を確保するためにも、「1on1」で上司と部下の信頼関係を構築して、会社全体の雰囲気を良くしなきゃね。

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「1on1」の進め方は?順序を紹介

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「1on1」のメリットを把握したところで、いよいよ進め方を紹介するわよ。

「1on1」にも決まった進め方があるの?

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特別な決まりはないけど、下記のような順序で進めると、より効果的よ。

「1on1」の進め方

1.本題に関する部下の話を聞く


2.上司と部下で一緒に対応策を考える

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ちなみに「1on1」を始める際は、話しやすい雰囲気をつくるために、雑談によるアイスブレイクをするのがおすすめよ。

1.本題に関する部下の話を聞く

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アイスブレイクを終えたら、本題に入るわよ!

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ここで大事なのが、上司が一方的に意見を言うのではなく、部下の話を聞くことよ。

「1on1」は対話型コミュニケーションが大事だもんね。

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何が上手く進んでいて、何に困っているのか、部下の話をしっかり聞いてね!

2.上司と部下で一緒に対応策を考える

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現状を把握できたら、対応策を考えるわよ。

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ここでも大事なのは、上司がアドバイスしすぎずに、部下が主体となって対応策を考えることよ。

あくまで、部下に寄り添うってことだね。

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上司は、課題への対応策が決まったら、部下に具体的なアクションを決定するように促すのが役目よ。

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達成しやすいような、短期間の目標を立てるのがポイントね!

まとめ

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ここまで「1on1」について解説したけど、よく分かったかしら?

「1on1」のメリットや進め方も分かったし、わたしの会社でも面談だけでなく「1on1」も実施してみるよ。

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最後にまとめとして、以下3点を頭にメモしていってね。

まとめ

◆「1on1」とは、上司が部下の抱えている悩みや将来のビジョンを聞く、対話型のマンツーマンミーティングのこと。


◆「1on1」では上司と部下の信頼関係を築いて結束力を高め、業務の進捗状況の確認など業務効率アップも期待できる。


◆「1on1」では話しやすい雰囲気をつくり、部下に寄り添って、部下が主体となるように対話する。

「1on1」は面談と違って、堅苦しくないのもポイントだね。

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「1on1」を上手く使うことで、上司や部下の信頼関係を築き、会社全体の雰囲気を良くすることもできるわよ。

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ぜひ、会社で取り入れてみてね。

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