マーケティング

更新日: 2024/2/2

コンジョイント分析とは？3ステップの分析手順も解説！

コンジョイント分析ってわかるかしら？

コンジョイント分析ならわかるけど、どうかしたの？

もしもブルーが良いなら教えてもらいたいのよ

じゃあ今日は、コンジョイント分析について解説するね

コンジョイント分析とは

コンジョイント分析とは、ユーザーが求めている最適な商品やサービスのコンセプトを探し出して、商品やサービスの開発に役立てる方法だよ

コンジョイント分析のコンセプトは、機能やデザインなどの属性と商品のスペックなど具体的に設定されている水準の両方が大切なんだ

属性とスペックが組み合わさった結果として、さまざまなコンセプトの商品やサービスが生まれるんだ

コンセプトは属性とスペックの組み合わせなのね

コンジョイント分析の手順は？

コンジョイント分析をするためにはコンジョイントカードの作成・ユーザーへのアンケート・評価の高いコンセプトを見つける3つの手順が必要だよ

それぞれどんな手順になっているのかしら？

1つずつ解説していくね

コンジョイント分析の手順1.コンジョイントカードの作成

コンジョイント分析の1つ目のステップは、コンジョイントカードを作成してから、効率良く分析することだね

コンジョイントカードには属性と水準を設定するんだけど、属性と水準を持っている商品を変えながら複数想定するんだ

例えばテレビなら共通する属性に画面サイズ・録画機能・価格を設定して、それぞれの属性に対しての水準を設定していくよ

ジョイントカードの設定って大変そうね…

確かに大変だけど、ユーザーが求めている商品やサービスを開発するためには重要だよ

コンジョイント分析の手順2.ユーザーへのアンケート

コンジョイント分析の2つ目のステップでは、作成したコンジョイントカードを活用して、ユーザーにアンケートで評価付けをしてもらうんだ

欲しいと感じた順番に評価してもらったり、欲しいと思った度合いを付けてもらったりなどアンケート方法はいっぱいあるよ

ユーザー目線での購入意欲を確認できることから、実際にどのコンセプトの評価が高くて、どのコンセプトの評価が低いかの判断には重要なデータだよ

販売者側が思っていることと、ユーザー側が思っていることは違うからユーザー目線での意見は大切だわ

ユーザーへのアンケートの精度を高めたいなら、複数の地域でアンケートを取ってみるのもおすすめだね

コンジョイント分析の手順3.評価の高いコンセプトを見つける

コンジョイント分析の最後のステップは、コンジョイントカードを活用してわかった、評価の高いコンセプトを見つけて商品やサービスを開発することだね

コンジョイントカードを活用して評価の高いコンセプトは、世間全体での評価が高いと判断して、コンセプトに近い商品やサービスを開発すれば世間的な評価も高くなると考えられているんだ

評価の高いコンセプトに近い商品やサービスを開発したらいいのね

コンジョイント分析の注意点について

コンジョイント分析の注意点としては、アンケートは販売対象になる人に対しておこなうけど、販売対象になる人に対しておこなったアンケート結果が必ずしも反映される訳じゃないんだ

基本的には評価の高いコンセプトに近い商品やサービスを開発すれば、高評価を得られる可能性が高いけど、コンジョイント分析の結果と実際に販売を開始した後の結果が一致するとは限らないんだよ

分析結果と実際の結果が一致しないのは、コンジョイント分析に限らずどの分析方法でもあり得るわ

そうなんだよねー、だからコンジョイント分析の分析結果をうのみにするんじゃなくて、あくまでも参考にするのがいいんだ

まとめ

今回はコンジョイント分析を解説したけど、まとまるとこうだね

まとめ

◆コンジョイント分析ではユーザーが求めている最適な商品やサービスを開発するために、評判の良いコンセプトを見つけ出す方法

◆コンジョイント分析のコンセプトとは、属性と呼ばれる要素と属性から具体的に設定された水準の要素から成り立っていて、属性と水準を組み合わせることでコンセプトが生まれる

◆コンジョイント分析をするためには、コンジョイントカードの作成・ユーザーへのアンケート・評価の高いコンセプトを見つける3つの手順が必要

◆コンジョイント分析の結果と、実際に商品やサービスを開発して販売を開始した結果は、必ずしも一致しないためあくまでも参考として考える

今回はコンジョイント分析について解説したけど、しっかりと理解できたかな？

えぇ、理解できたわ！コンジョイント分析はコンセプトが大切になるのね

そうだよ、コンセプトは属性と水準を組み合わせることで成り立つから、いろいろな組み合わせを試してみるのもおすすめだね

いろいろな組み合わせは楽しそうね

実際にいろいろな組み合わせを試してみたら、自分たちでは想像していなかったコンセプトがユーザーからの評価が高いケースもあるかもしれないよ

ブルー

SEOやエンジニアリングマーケティングが得意。非常にめんどくさがりで、動きたくないがために自分でコードを書いて自作のMAを組んだりする。自動化のためなら努力は惜しまない。