【イラスト付き】CTR（クリック率）とは？意味や計算方法、CTRの高め方を解説

ブルーちゃん教えてー！

CTRってなんなの？

CTRとは、ユーザーに表示された回数のうち、ユーザーがクリックした回数を計算したものだよ

Click Through Rate（クリックスルーレート）の略語で、クリックスルー率やクリック率とも呼ばれるんだ

ちなみに、ユーザーに表示された回数はインプレッション数というよ

WebサイトやブログのSEO分析や広告運用の領域では大事な指標のひとつなんだよ

CTRは以下の計算式で算出されるよ

例えば、ページが1000回表示されて10回広告がクリックされたとすると、その広告のCTRは10÷1000×100＝1％ということになるよ

コンバージョンは商品の購入やお問い合わせなど、ユーザーがアクションを起こしたことによる成果だよ

CTRが高いのは流入が多いということだから、もちろんコンバージョンもあがるんだ

ただ、広告がクリックされても必ず購入やお問い合わせに繋がるわけではないから、分析においてはCTRとコンバージョンを切り離して考えた方がいいよ

CTRは検索エンジンでの表示順位に大きく影響を受けるよ

検索結果の1番上に表示されるページと10番目に表示されるページでは、ページまで到達する割合が変わるのは想像がつくよね

平均すると、検索結果1位は約33％、2位は約17%、3位は約11%、4位は約7％、5位は約5％・・と順位が落ちるにつれCTRも下がる結果が出ているよ

このCTRは、1位に表示されると3人に1人が、5位だと20人に1人がクリックしてページを閲覧することを示しているね

Webページを作成したり広告を運用しはじめたときにCTRが低いと困るよね

CTRを高めるためにできる施策や改善点を紹介するよ！

訴求したい商品やアピールしたいターゲットに対して、ページや広告に記載しているキーワードがマッチしているかは重要なポイントだよ

キーワードが適切でないと、ユーザーからクリックされないし、品質が低いと判断され検索結果も落ちていくよ

実際に検索されているキーワードや関連するキーワードを調べ、ユーザーの視点に立ったキーワード指定を検討しよう

そのWebページや広告が誰に対して作られたものかを意識することも重要だよ

地域や年齢や性別などから、より興味を持ってくれそうな層をターゲットにするんだ

ターゲット範囲外の興味がない人に表示されてもクリックされないのは当然だよね

検索してきたユーザーがなにに不満を持っていてどんな悩みを解決したいのかをしっかり分析する必要があるよね

このページを見れば、ユーザーの不満を解消できると思わせることができればCTRは自然とあがるよ

Webマーケティングにおいて、ユーザーの不満や悩みを訴求ポイントというんだ

訴求ポイントを知るには、関連キーワードを調べたり、エンドユーザーにヒアリングやアンケート調査を実施するのも有効だよ

具体的な数字やデータがあると、信憑性が高いと判断されてCTRが高まるよ

ユーザーの訴求ポイントをつくために客観的な実績や具体的な数値を見せるのも重要だよね

ユーザーがいかに納得してくれるかを突き詰めるのがポイントだよ

ユーザーが実際に購入する要因、もしくは購入しない要因を分析することも重要だね

商品やサービス自体の内容・料金・条件などはもちろん、ユーザーの意思決定に大きく影響するよ

それだけでなく、Webサイトの情報の見やすさ・使いやすさ・細かい機能なども購買決定要因に大きく寄与するんだ

ユーザビリティを高め、ユーザーが快適に利用できるWebサイトを目指そうね

広告の表示方法ではいろいろな設定ができるから、適切な設定で表示できているかよく確認しようね

たとえば、実店舗があるなら住所を、問い合わせが欲しいならメールや電話番号を、誘導してPVを増やしたいなら適切なリンクを表示するといった工夫がいるよね

広告の表示オプションを追加すると、平文のテキストだけでは伝わらないニュアンスをユーザーに伝えることができ目に止まりすくなるよ

検索結果や広告の訴求と、実際に表示するページの内容が合っていることも重要だよ

せっかく飛んできても、求めていた内容じゃなかったらユーザーはすぐに離脱してしまうよね

離脱率が高いと質の悪い内容だとみなされ、検索結果の順位や広告の表示回数に影響があるんだよ

CTRは1つの指標で、その先のコンバージョンを上げることが重要なことを忘れないでね

CTRについて最後にまとめておくよ

がんばってCTRを高めてねー