データドリブンとは？必要な4つのプロセスや企業での事例を紹介！

ねえねえブルーちゃん！

最近のビジネスでは、データドリブンの考え方が注目されてるって聞いたんだけど...

データドリブンがどんなものなのか教えて！

データドリブンとは、様々なデータを収集・蓄積し、そのデータを基に判断・意思決定を行う業務プロセスのことだよ

データドリブンが注目されるようになった背景には、インターネットの普及やテクノロジーの進歩があるんだ

インターネットやスマートフォンによって顧客の行動や選択の幅が大きく広がった今日の社会では、ユーザーと商品やサービスとの接点が多様かつ複雑になっているよ

このような流れの中で、従来まで経験や勘で通用していたビジネスも、しっかりと客観的な根拠のある判断が必要不可欠になっているんだ

また、技術の進歩によって、これまでにないほど多くのデータが可視化されるようになっているのも、現代社会の特徴だよね

今まで収集する事ができなかった顧客データや販売データを、ビジネスに活用するために、データドリブンに関心が寄せられるようになったんだ

データドリブンには、欠かせない4つのプロセスがあると言われるよ

ここからは、その4つのプロセスを1つ1つ解説していくね

まず第一に必要なのがデータの収集だよ

課題解決や意思決定に必要なデータを収集・蓄積していくんだ

企業の基幹システムやWebサイト、IoTデバイスや他社のツールなど、情報の収集元は多岐にわたるよ

Webサイトのアナリティクスや商品の販売データ、顧客ごとの購買履歴など、解決したい課題によって、収集するデータの種類は異なるよ

次に、収集したデータを扱いやすくするために、整理・加工してわかりやすく可視化していくよ

そんな時は、GoogleアナリティクスなどのWeb解析ツールやBIツールを使うのがおすすめだよ

データを可視化できたら、いよいよ分析だね！

時間に伴ったデータの変化や、異なるデータ同士の関連性などを発見し、課題のボトルネックがどこなのか、今後どのような事象が予想されるのかなどを見極めていこう

最後に、分析したデータをもとに、行動を起こしていくよ

データを使って、客観的な判断をもとにアクションプランを策定する事ができれば、あとは実行に移すのみだね！

行動後も、アクションが計画通り行われているかをチェックし、絶えずPDCAサイクルを繰り返していくことで、業務改善に繋げていくことが大切だよ

じゃあここからは、データドリブン経営の実際の事例を紹介していくね

NTTドコモでは、25年以上にわたって蓄積されてきた顧客に関するデータを有効活用するため、2017年3月から新たなデータ活用基盤が用いられるようになったよ

データ分析用の社内システムの利用者数は、なんと1万名を超えているんだ

携帯電話事業が飽和状態になりつつある現在、NTTドコモでは電話以外のサービスにも力を入れているんだけど…

dマガジンやdショッピング、dトラベルなど、顧客との接点が多岐にわたるサービスで、それぞれのデータを収集し分析することで、一人一人をより深く理解したサービスを提供することに役立てているんだ

旅行会社であるJTBでは、データドリブンを実施する戦略組織「Data Scieince Central」が、統合データ基盤・顧客分析・マーケティングアクションの3つのチームに分かれて活躍しているよ

データを活用した事例の一つに、「出張女子」が挙げられるんだ

データ分析の結果、出張をしている人は男性の方が多いけれど、女性の方が単価が高いことがわかったんだ

そこから、女性の方が単なる利便性だけではなくサービスを求めた購買を行なっているのではないか、という仮説を立て、女性向けのサービスを打ち出したのが「出張女子」だよ

結果、コンバージョン率が45％もアップし大きな成功を収めたんだ

データドリブンについて、今日話した重要なポイントをまとめるね

どういたしまして！