ビジネス
更新日: 2024/7/1
ジェネラリストとは?意味やスペシャリストとの違いについて解説!
最近、「ジェネラリスト」って言葉をよく聞くけど何だろう。
多分ビジネス用語なんだろうけど、こんな分野ってピンクちゃんに聞けば・・・
お・よ・び?
ピンクちゃーん!なんでこんなにタイミングいいの?
ジェネラリストのこと、教えてあげるわよ!
いいの!?教えてー!
目次
- 1. ジェネラリストとは?
- 2. ジェネラリストになるために必要なことは?
- 2-1. 1.幅広い知識を持つ
- 2-2. 2.情報収集能力を高める
- 2-3. 3.多角的視点を持つ
- 2-4. 4.コミュニケーション能力を磨く
- 2-5. 5.柔軟性と適応能力を持つ
- 3. ジェネラリストとスペシャリストとの違いは?
- 4. ジェネラリストとスペシャリストのどっちを目指すべき?
- 5. ジェネラリストとしての転職は難しい
- 6. これから必要される人材とは?
- 7. 4種類の人材タイプを紹介!
- 7-1. 1.I型(スペシャリスト)
- 7-2. 2.T型(ジェネラリスト)
- 7-3. 3.Π型(スペシャリストとジェネラリストの混合型)
- 7-4. 3.ブラシ型(3つ以上の専門性を持つ特質型)
- 8. 「ジェネラリスト」のまとめ
ジェネラリストとは?
「ジェネラリスト」とは、広く薄い知識を持ち、統括的な業務にあたるタイプの人のことをいうわ。
ジェネラリストには、あらゆる問題や課題を解決して、所属する企業が円滑に前進できるようなマネジメント能力が求められるよ。
組織でいえば、どんな役割かなあ?
組織でいえばチームリーダーや管理職の立ち回りを想像してくれるとわかりやすいかもね。
ほうほう!なるほどね!
ジェネラリストになるために必要なことは?
ジェネラリストになるために必要なことを5つ紹介するよ。
はーい!ぜひお願いしまーす!
1.幅広い知識を持つ
2.情報収集能力を高める
3.多角的視点を持つ
4.コミュニケーション能力を磨く
5.柔軟性と適応能力を持つ
1.幅広い知識を持つ
まずは、「幅広い知識を持つ」ことね。
幅広く基本的な知識を持つことで、あらゆる課題や問題が起こってきても素早く対応できるようにするの。
起こった問題に対しての知識がないと、最初から手探りだからね!
すべてに精通することは難しいけど、まずは広く浅く知識を得ていくことが大事だね!
自分で勉強する項目を決めるのは大変だから、いろんな経験をしてわからないことがあれば勉強するようにしたら、知識は身に付くはずだよね!
そうそう!経験には大小さまざまだけど知識がついてくるから、いろんなことにチャレンジすべきだね!!
2.情報収集能力を高める
2つ目は、「情報収集能力を高める」ことだよ。
知識を積み重ねるためには幅広く、しかも最新の情報にアクセスできるようにする必要性があるよ。
どんな方法がいいのかな?
ニュースやネット、書籍などあらゆる情報源から情報を仕入れるクセを付けるのはいい方法かも。
なるほどなるほど!
3.多角的視点を持つ
3つ目は「多角的視点を持つ」ことよ。
1つの視点にとらわれず、いろんな角度から問題や課題を分析して総合的な解決策を打ち出す能力が必要よ。
うーー、具体的にはどうすればいいのかな?
問題や課題への対策を少なくとも2つ以上持ち合わせるといいかも。
選択肢は2つ以上あったほうがいいと・・・メモメモ・・・。
4.コミュニケーション能力を磨く
4つ目は、「コミュニケーション能力を磨く」ことよ。
様々な人と協力し、情報や意見を共有するためにはコミュニケーション能力が必要よ。
ジェネラリストが違う課同士を協力させるためのキーマンになれば、1つのプロジェクトを成功させやすくなるの。
協力体制には必ずコミュニケーションが必要になるから、ジェネラリストは率先して別の課同士の潤滑油にならなければならないわ!
ただコミュニケーションをとるんじゃなくて、雰囲気をよくしていくユーモア性やポジティブ思考もきっと大事だね!
5.柔軟性と適応能力を持つ
最後は、「柔軟性と適応能力を持つ」こと。
職場人口が多ければ多いほど、たくさんの課題や問題が出てくるわ。
こんな時、様々な対応を迫られても対応できるのがジェネラリストよ。
変化の激しい環境に対応することが求められるため、1つの考えに固執しない柔軟性な考え方が必要になるよ。
ジェネラリストがどんな資質や行動を求められるかは、よくわかったよ。
ジェネラリストとスペシャリストとの違いは?
あらゆる分野の基礎を広く浅く把握し、総合的な判断を行いながらマネジメントを得意とするジェネラリストに対して、スペシャリストは全く逆のタイプよ。
スペシャリストは、ある1つの分野に特化して突き抜けているけど、他の分野については知識が少ないのが特徴よ。
ジェネラリストってなんでも知ってはいるけど、広く浅い知識だかあら中途半端なイメージなんだよね・・・。
一方、スペシャリストのほうが、何か1つのことを極めるって意味ではかっこいいし、必要とされそう。
他に比べて突き抜けてるスペシャリストって確かに特別な存在だよね!
ジェネラリストとスペシャリストのどっちを目指すべき?
でも、コロナ禍や世界各国での紛争などの大きな出来事が近年起こっていて、日本の先行きが見えにくくなってきてるのは感じるよね。
当然、今後需要が高まる仕事やスキルなんて、予測するのは難しい。
じゃあ、どうするの?どっちを選べばいいの?
ジェネラリストスペシャリストの特性と、時代の流れを考えれば、どちらを目指すべきかがわかるんじゃない?
うーん、「ジェネラリスト」かなあ・・・。
なんで?
幅広いから。
もう少し言えば、今後人間はロボットに仕事をとられちゃったりするって言われてるじゃない?
だから、知ってる分野は多いほうがいいんじゃないかな。
自分が極めた専門性も、AIによってたやすく代替できるようになっちゃうとか・・・こわいわあ。
その通りと私も思う。ただ、一企業内でのジェネラリストは、転職は難しいとされるわ
えー!?じゃあ、スペシャリストもジェネラリストもあんまり変わんないじゃん!?
そうなの、そこにはジェネラリストの弱さが影響しちゃうの。次の項で説明していくね!
ジェネラリストとしての転職は難しい
一企業内でのジェネラリストは、転職は難しいとされるわ
えー!?
「ジェネラリスト」はあらゆる分野の基礎的知識を使い総合的に判断できるから、スペシャリストよりもマネジメント能力に長けている人が多いわ。
「マネジメント」といえば、管理職だよね!
そ。管理職って総合的に考えて判断を下すことが多いから、管理職はスペシャリストとしてよりもジェネラリストとして成り上がっていくことが多い傾向があるよ。
ただし、これはあくまで同じ企業内での話であり、同じ職場で仕事を継続する人に限るよ。
ジェネラリストは、職場での人脈、企業の特徴の現状把握、これに伴う知識が備わっているから同じ企業内での立ち回りには強い。
だけど、もし何らかの理由で他企業に移ってしまうと、それらは大部分がリセットされてしまうから、ジェネラリストとしての価値は時と場合によっては落ちてしまうことが多いのよ。
ジェネラリストも完璧じゃないなら、これからの時代はどんな人材を目指すのがベストなのかな・・・?
これから必要される人材とは?
結論から言うと、これから必要とされる人材は、「ジェネラリストとスペシャリストの両方を兼ねそろえた人たち」だよ。
おお、確かにそれなら万能だよね!
って、それって並大抵のことじゃ兼ねそろえられないじゃん!
まあ、血のにじむ努力が必要よね。
(ピンクちゃんって、たまーにストイックなこと笑顔でいうとこあるよね・・・。びっくりする。)
4種類の人材タイプを紹介!
ちなみに、ジェネラリストとスペシャリストを含めて人材のタイプは、「I型」「T型」「Π型」「ブラシ型」の4つに分けられるよ。
IとかTとかブラシとか、ユニークな分け方だね!
これには意味があって、縦線はスペシャリストとしての専門性と表し、横線はジェネラリストとしての資質を表している。
1つずつ紐解いていくと、Iは縦線1本、Tは縦線1本+横線2本、Π(パイ)は縦線2本+横線1本、ブラシはアルファベットの「E」を横にしてみるとブラシみたいに見えて、縦線3本+横線1本で成り立っているでしょ?
ほうほう!じゃあ、Iは専門性のみだからスペシャリストを表しているのかな?
その通り!説明していくね。
1.I型(スペシャリスト)
I型はスペシャリストを示していて、ある分野に特化して専門的スキルを有し、会社には依存せず必要とされればどの企業でもやっていけるわ。
国家資格とかそれ以外の資格を持ってて、専門性を武器とする人達だよね!
そーだね!1つのことに特化しているから、スペシャリストは何らかの資格を持った人が多いよ!
1つの専門性に突き抜けているから、とことんスキルを磨いて1つのことに没頭する人は、研究者、技術者、音楽家、芸能人として世間的に注目されることも多いわ。
じゃ、私は社長というスペシャリストになる!
1つのことだけをきわめて社長になるには難しいかもしれないわね・・・。
2.T型(ジェネラリスト)
T型はジェネラリストと示し専門性を1つ持ちつつマネジメントもできる人材で、I型(スペシャリスト)が数名集まりチームとなった時、そのチームの管理職やリーダーとなった人材が成り上がることが多いといわれているわ。
管理職やリーダーを想像すればいいんだよね?
その通り!ただ、同じ企業内では活躍するけど、他の企業へ行ってしまうとコネクションがリセットされちゃうから、再度ジェネラリストとして返り咲くのは難しいの。
ヘッドハンティングとかで声かけられた場合なら、ジェネラリストとしての転職がいけるかもよ!
うーん、ないこともないけど、よっぽど信頼のおける上役社員とのパイプがないと、ジェネラリストとしての転職は難しいでしょうね。
3.Π型(スペシャリストとジェネラリストの混合型)
Π(パイ)型は、スペシャリストとジェネラリストを混合した人材で、統括能力のあるジェネラリストの素質を持ちつつ、2つの専門性を持ち合わせている人材だよ。
大企業が好む傾向があるのも特徴で、例えば企画と営業、語学と会計、医療国家資格と経営など、2つの専門性に関連性があればあるほど重宝されるわ。
なんで重宝されるのかな・・・?
1つの専門性にとらわれないから・・じゃないかな。
だって、専門性が2つ以上あれば、1つの専門性のとらわれず多角的に仕事ができるじゃない!
そっか!
4.ブラシ型(3つ以上の専門性を持つ特質型)
最後はブラシ型だけど、こんな人材は数少ないと思うな。
だって、ジェネラリストの資質に、専門性3個以上持ち合わせている人材だもの。
ブラシ型は、100万人に1人の飛びぬけたスペシャリストよりも、100人に1人の専門性やスキルを3つ持ち合わせているところに価値を見出す人材で、好奇心旺盛であり起業家に多いタイプね。
ひゃー、私はどれだろう。
ブラシ型は難しいし・・・いやいや、自分の強みを見つけてブラシ型を目指して絶対社長になるんだ!!
まとめ
◆ジェネラリストとは、1つの専門性を持ちつつ、マネジメント業務も手広くできる人材。ただし、同じ企業での立ち回りに強いが他企業への転職は不利な部分がある。
◆ジェネラリストの特性に、専門性が追加されればされるほど必要とされる人材になり、転職も有利となる。
◆専門性を1つに絞ることは、先行きが不透明な時代においてリスキーである。
ジェネラリストについてお話してきたけど、どの人材がいいとか悪いとかではなく、自分がどんな人材で今の世の中にどう必要とされるかを考えるのが一番大事だと私は思う
まずは、1つの専門性に固執せず、様々なことに興味を持つことが大事だね!選択肢が多いほうが、何かと柔軟に動けるし。
相変わらず考えさせられるわー!ありがとうピンクちゃん!
どういたしまして!
ところでさ、ピンクちゃんたまにストイックなところが出るけど、普段はこんな勉強ばっかりしてるの?
うーん、どうかな。
昨日はスイーツバイキングに行って全メニュー制覇、おとといは一流企業との合コンで婚活、朝晩はフィットネスいってスタイル作りでしょ、勉強はその合間にしかやってないから、全然ストイックじゃないよ。
(いやストイック・・・)
ピンク
お姉さんキャラで真面目。真面目だから、資金調達や事業計画を練る経営企画周りが得意。一方で、流行りのマーケティングには疎い。
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