ヒートマップとは？使い方や分析方法まで詳しく解説！

ブルーちゃん、ちょっと教えてくれない？

ヒートマップを導入しましょうって言われたんだけど、何のことかわからなくて…

ヒートマップとは、Webサイト上のユーザーの動きを色の濃淡で教えてくれるグラフのことだよ

ヒートマップはユーザーのページ滞在時間やマウスの動きを可視化してくれるんだ

ヒートマップを使うことで、ユーザーはどこに着目しているのか、サイト側の意図がユーザーにちゃんと伝わっているかを知ることができるんだ

そこからユーザー視点を分析し、Webサイトの改善を図っていくんだよ

よくあるアクセス解析ツールだと、ユーザー数や個々のページの閲覧人数などがわかるけれど、その個々のコンテンツの分析はしにくいよね

そこを解消してくれるのがヒートマップだよ

ヒートマップは主に3つの観点からみることができるようになるよ

1つずつ説明していくね

まず熟読エリアを可視化してくれるよ

熟読エリアとは、ユーザーがどこをよく見ているのか、どこをよく読んでいるのかを教えてくれるよ

赤いところはとてもよく読まれている証拠

逆に色がどんどん薄くなり黄色や寒色の緑、青色のところはあまり読まれていない所だね

例えばこのサイトだと、会社のコンセプトのところは赤くなっていて、ユーザーがよく読んでいるんだね

ところが会社の概要のところが青くなっている所を見ると、この辺りはあまり読まれていない、ということなんだ

次に終了エリアを可視化してくれるよ

終了エリアとは、ユーザーがどこまで呼んでくれ、どこから離脱してしまっているかを教えているよ

ツールにもよるけれど、基本的にパーセンテージで教えてくれるよ

例えばこのサイトは商品の題名のところは86％だから、ほとんどの人が読んでくれているね

でも少し下がった商品の説明のところは30%だから、あまり読まれていない可能性があるんだ

最後はクリックエリアの可視化だよ

クリックエリアは、ユーザーがどこをよりクリックしているかを教えてくれるよ

クリックエリアは熟読エリアと同じように色で教えてくれるよ

例えばこのサイトだと、会社のロゴのところは赤くなっていて、ユーザーがよくクリックしているんだね

ところがメインバナーのところが青くなっている所を見ると、この辺りはあまりクリックされていない、ということなんだ

じゃあそれぞれのどんな分析ができるか見てみよう

熟読エリアではこんな分析ができるよ

熟読エリアを知ることで、ユーザーの視線をどんなふうに誘導できるか改善することができるよ

読まれていない場合の多くは文章のわかりにくさ、図や表など一目でわかるものがないなどが考えられるね

終了エリアはこんな分析ができるね

申し込みボタンや購入ボタンなど前で多くのユーザーが離脱しているよ、コンバージョン地点がうまく機能していないことがわかるよね

画像の読み込みの遅さや、内容がニーズとずれていると離脱率が高くなる可能性があるよ

クリックエリアではこんな分析ができるよ

コンバージョン地点のクリック数が多いほど、ユーザーのニーズに合った場所にコンバージョン地点があるということになるね

逆にクリック数が多くなければ少し場所を変えるなどの工夫が必要だよ

また、関係のない単語や画像のクリックが多い場合は、その単語の意味を書いたリンクを張ったり、画像を大きくするなどデザインの変更も考えられるね

Webサイトで一番大事なことは何だと思う？

そうだね、いわゆるユーザビリティだね

でも自分が作ったサイトを客観的に評価するのはとても難しい

ヒートマップはユーザー視点を分析することができる優れたツールなんだ

ヒートマップを使うことで、Webサイトを効率よく改善していくことができるんだ

Webサイトを持っている人はぜひ使ってみよう

じゃあ、最後にまとめるね

ヒートマップについてよくわかった？

どういたしまして