SEO
更新日: 2024/8/1
オールドドメインとは?SEOへの効果や購入時の選び方を解説!
ブルーちゃん、サイトを作る時に「オールドドメイン」を使う選択肢があるって聞いたんだけど、オールドドメインって何なの?
オールドドメインは、過去に別の人が使っていたドメインだよ~。
「中古ドメイン」って言った方がイメージを掴みやすいかな?
なるほど!新たにサイトを作るなら新しいドメインの方が良さそうに感じるけど、そうでもないの?
オールドドメインもSEO効果が期待できるメリットがあるんだ。
購入方法や選び方のコツも一緒に教えていくね。
目次
- 1. SEOに効果あり?オールドドメインのメリットを解説
- 1-1. メリット1.過去の評価を引き継げる
- 1-2. メリット2.インデックスまでのスピードが速い
- 2. オールドドメインはここに注意!デメリットを解説
- 2-1. デメリット1.悪い評価も引き継いでしまう
- 2-2. デメリット2. ドメイン名は変更不可
- 3. オールドドメインはどこで手に入る?主な購入方法は2つ
- 3-1. 入手方法1.オールドドメイン販売サイト
- 3-2. 入手方法2.チェックツール
- 4. オールドドメインの上手な選び方とは?
- 4-1. チェックポイント1.ペナルティの有無
- 4-2. チェックポイント2.被リンクの質
- 4-3. チェックポイント3.運営状況
- 5. まとめ
SEOに効果あり?オールドドメインのメリットを解説
中古のドメインを使えばSEO効果があるってどういうこと?
“きちんと”運営されていたドメインは高い評価を受けていて、その評価を引き継げるんだよ。
ブーストがかかった状態でスタートダッシュを切れるんだね!
そう!以下で、う少し具体的にメリットを説明するね~。
1.過去の評価を引き継げる
2.インデックスまでのスピードが速い
メリット1.過去の評価を引き継げる
オールドドメインは、以下の3つの評価も引き継げるよ。
1.ドメインエイジ
2.ページランク
2.被リンク
ドメインエイジはその名のとおり、ドメインができてから現在に至るまでの年数のことだよ。
長く続いている会社は信頼されやすいのと同じで、検索エンジンからも高評価を受けやすいんだ。
被リンク数もGoogleからの評価に関係しているの?
そうだよ。リンクを別のサイトに貼ってもらっているということは、信頼に値する情報がそこにある証拠だからね。
最後にページランクは、被リンク数などを加味して算出したサイトページの評価を指すよ。
ページランクが高いドメインを取得すれば、ドメインと一緒に高い評価もついてくるんだね!
メリット2.インデックスまでのスピードが速い
過去の高評価を引き継げるということは、始めながらにしてドメインパワーが強いことになるよね。
ドメインパワーが強い結果、記事公開からインデックスまでのスピードが速くなるんだ。
インデックスって何?
インデックスは、検索エンジンがWebサイト内の情報をデータベースに登録することだよ。
新しいサイトだと検索エンジンに見つけてもらいにくいんだけど、過去の実績があると巡回されやすくなるんだ。
情報が登録されれば検索結果にも上がりやすくなるってわけね!
そう!「クローラーに自分のサイトを知ってもらう」という段階を飛ばせるのは、大きなアドバンテージとも言えるね。
オールドドメインはここに注意!デメリットを解説
サイトの力が強い状態から始められるなら、オールドドメインを使わない手はないね!
ちょっと待って!オールドドメインは無敵なわけじゃないよ。
メリットもあれば、もちろんデメリットもあるんだ。
どちらも確認した上で、オールドドメインを使うかどうか決めるのが大事だよ~。
1.悪い評価も引き継いでしまう
2.ドメイン名は変更不可
デメリット1.悪い評価も引き継いでしまう
オールドドメインは、良くも悪くも過去サイトの評価を引き継ぐんだ。
さっきは高評価を受けていた場合の話をしたけど、反対に悪い評価を受けていたドメインだと逆効果になってしまうんだね。
例えば、コピペばかりで文章として成立していない記事をアップしているとか、コンテンツ自体が不適切なものばかりだとか……。
そういうサイトはGoogleからペナルティを受けていたり、スパム扱いされていたりするよ。
低評価だと知らずにドメインを使ってしまうと、ペナルティの影響で検索結果に全然上がらなくなってしまうといった影響があるんだ。
ブーストをかけるつもりが、マイナスからのスタートになっちゃうんだね。
デメリット2. ドメイン名は変更不可
オールドドメインはドメイン名自体も引継ぎだから、後から好きなドメイン名に変えることができないよ。
オリジナリティが欲しい人には向いていないかもね……。
それに、自分が作りたいサイトの内容とドメイン名が乖離していると、ユーザーに不信感を抱かせてしまうきっかけにもなり得るんだ。
例えば、IT系の情報をアップするサイトなのにドメイン名が「sport.com」だと「あれ?」って思うよね。
ドメイン名って意外と目に入るから、テーマと関係なかったりテキトーな文字列だったりしたら、内容もテキトーなのかな?って思っちゃうかも。
ブランディングをしっかりしたいのなら、やっぱり新たにドメインを取得した方がいいと思うよ~。
オールドドメインはどこで手に入る?主な購入方法は2つ
メリットとデメリットを知った上で、オールドドメインを使おう!と思った時はどうすればいいの?
オールドドメインの入手方法は主に2つあるよ。
1.オールドドメイン販売サイト
2.チェックツール
オールドドメインを売っているサイトがあるんだ!
それぞれどうやって使えばいいの?
オッケー。じゃあ1つずつ詳しく見ていこう。
入手方法1.オールドドメイン販売サイト
知識がない状態だと、どのドメインが良くてどのドメインが悪いのかを見極めるのは難しいよね。
高評価のドメインを選ぶ自信がない場合は、知識を持った人が選定をしている専用サイトを利用するのがおすすめだよ。
被リンク数や過去の運用実績などを確認できることが多いから、比較検討もしやすいんだ。
買い方は、一般的な通販サイトと一緒なの?
通販サイトみたいに価格が固定になっているサイトもあれば、オークション形式のところもあるよ。
オークションだと、上手くやれば高品質のドメインを低価格で手に入れられるから、得意な人はトライしてみてもいいかもね~。
入手方法2.チェックツール
リンク切れになったサイトを探すチェックツールや検索ツールもあるよ。
これを使えばドメイン自体は無料で入手できるんだ。
ただ、ドメインの利用には別途で料金がかかるから気を付けてね。
できるだけお金を使いたくない人には強い味方だね!
そうだね。でも、ペナルティを受けていないかどうかを自分で確認しないといけないし、それに従って時間もかかっちゃうという弊害はあるよ。
だから、ある程度慣れた人以外にはあまりおすすめできないな~。
オールドドメインの上手な選び方とは?
繰り返しになるけど、オールドドメインはメリットになることもあれば、デメリットになることもあるんだ。
マイナスからのスタートにならないためにも、きちんと選ぶのが大事だよ。
どうすれば良いドメインだってわかるの?
次の3つのポイントを確認してみるのがおすすめだよ~。
1.ペナルティの有無
2.被リンクの質
2.運営状況
チェックポイント1.ペナルティの有無
ペナルティを受けていたドメインはマイナスからのスタートになるから、なんとしても避けたいよね。
ペナルティの有無は自分でチェックできるの?
Googleの検索機能を使う方法と、ブラックリストをチェックする方法があるよ。
検索機能を使う場合は、任意のドメインの先頭、つまり「https」の手前に「site:」を入力して検索するんだ。
ペナルティを受けていると警告が表示されるから、そこで判断してね。
ブラックリストの方は?
ブラックリストチェックツールがあるから、そこにドメイン名を入力するよ。
もしブラックリストに出てきちゃったら、取得は中止しようね。
チェックポイント2.被リンクの質
被リンクの数が多くても、それがスパムサイトなどの低品質なところばかりだったら逆効果になるよ。
だから、被リンクの質についても事前にチェックしておこう。
被リンクの質を調べるチェックツールはあるの?
あるよ!例えば、SEO分析ツールとして有名なahrefs(エイチレフス)とか。
チェックポイント3.運営状況
メリットのところでも触れたけど、ドメインエイジは高評価を得られるポイントの1つなんだ。
検索エンジンは長く運営されているサイトを高く評価する傾向があるから、ドメインエイジはチェックしておくのがおすすめだよ。
でも、ただドメインエイジが長いだけじゃダメなんだよね?
そのとおり。更新せずに放置し続けて、ただ取得年数だけが長いだけだとあまり意味はないよ。
それにドメインエイジだけで評価が上がったり下がったりするわけでもないから、参考程度に見ておくだけでもいいかもね。
オールドドメインについて、まとめるとこんな感じかな~。
まとめ
◆オールドドメインとは、以前誰かが使っていたドメイン(=中古ドメイン)を指す
◆前サイトの良い・悪い評判どちらも引き継ぐことになる
◆取得する場合はペナルティの有無や被リンクをチェックしよう
オールドドメインを使う時にはきちんと見極めることが大事なんだね!
今日は教えてくれてありがとう!
どういたしまして~。またいつでも聞いてよ。
ブルー
SEOやエンジニアリングマーケティングが得意。非常にめんどくさがりで、動きたくないがために自分でコードを書いて自作のMAを組んだりする。自動化のためなら努力は惜しまない。
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