【イラスト付き】オウンドメディアのKPIは何を設定する？具体例とコツを解説

実は最近、うちの会社のオウンドメディアを任されたんだけど、きちんと成果が出てるのかイマイチ分からないのよね。

何となくPVとかは気にしてるけど、正直それでいいのか自信がないの。

KPI･･･何となく聞いたことはあるけど、どのようなものか詳しくは知らないし、オウンドメディア運営においての設定方法は分からないわね。

ブルーちゃん、お願いね！

まずは、KPIとは何か確認しておこう。

うん！日本語では「重要業績評価指標」というよ。

簡単に言うと、目標に向かってどれだけ進んでいるかを数値で把握するための指標なんだ。

ある目標を掲げたときに、その達成度合いを測る目安としてKPIを設定しておけば、今どこが足りていないのか、どの部分を強化すべきなのかがはっきりしてくるんだ。

つまり、KPIは単なる数字ではなく、行動の優先順位をつけたり、戦略を見直したりするための判断材料なんだよ。

代表的なKPIは、下記の6つだよ。

これらのKPIを設定しておくと、現状の立ち位置や課題が見えやすくなるんだ！

以下で詳しく解説するね。

コンバージョン率（CVR）は、オウンドメディアを通じて、ユーザーがどれくらい具体的なアクションを起こしてくれたかを示す指標だよ。

「資料を請求する」「お問い合わせフォームを送信する」「メールマガジンに登録する」といったアクションがよくある例だね。

あらかじめ設定した目的に対して達成された回数がカウントされるよ。

ちなみに定義はオウンドメディアの目的によって異なるため、自社にとって何をCVとするかを明確にすることも大切なんだ。

CVRを高める上では、ユーザーが離脱しにくいようにランディングページを見直したり、操作しやすい導線を整えたりすると効果的だよ。

ページビュー数（PV）は、オウンドメディアがどれだけ読まれているかを測る上で、最も基本的な指標だよ。

つまり、「ユーザーがオウンドメディア内のページをどれくらい閲覧したか」を表す数値だね。

そうだね！どのコンテンツが特に多く読まれているかを知ることにより、読者の関心や、人気のあるテーマの傾向も見えてくるよ。

検索結果で上位表示を狙うSEO対策、SNSを活用した情報の拡散、メルマガなどを通じて既存ユーザーに継続的にアプローチするといいよ。

ユニークユーザー数（UU）は、オウンドメディアにどれだけの「人」が訪れたかを測る指標だよ。

ある期間内に訪問したユーザーを、1人1回としてカウントできるんだ。

UUが高いということは、新たなユーザーを多く惹きつけ、オウンドメディアとしての情報拡散力や訴求力が強いことを示しているよ。

ユーザーが一度の訪問で何ページ見ているのか、リピーターがどれくらいいるのかといった、ユーザー行動の分析にもつながるんだ。

セッション数（SS）は、WEBサイトにどれだけの「訪問」があったかを示す指標で、ユーザーがアクセスした回数をカウントするよ。

SSは訪れた回数に着目していて、同じユーザーでも複数回訪問すれば、そのたびに別のセッションとしてカウントされるんだ。

ユーザーが、どれくらい頻繁にオウンドメディアを訪れているかを知る手がかりにもなるよ。

キーワードを正しく選定して検索順位を上げたり、質の高いコンテンツを増やしたりするのがおすすめだよ。

上位10位以内の検索数は、オウンドメディアが検索エンジンでどれほど目立っているかを知るための指標だよ。

検索結果の順位は、クリック率（CTR）と深く結びついており、特に1ページ目、つまり10位以内に表示されることにより、ユーザーの目に触れる機会が格段に増えるんだ。

集客力を測る上でも、欠かせない観点なんだよ！

検索順位は常に変動するから、定期的にチェックを行い、順位が上がった・下がった原因を探るようにしてね。

「ページ到達数」は、ユーザーが入力フォームや問い合わせページなど、最終的な成果につながる重要なページまでたどり着いた回数を示す指標だよ。

オウンドメディア内のコンテンツがどれほどユーザーの興味を引き、狙ったページへ自然に誘導できているかを読み取れるんだ。

どの導線が効果的だったのか、あるいはページ自体に魅力があるかどうかも検証できるよ！

その場合は、導線設計の見直しや情報設計の改善が必要だね！

オウンドメディアの運営におけるKPIの具体例やコツを中心に解説したけど、ピンクちゃんの会社のオウンドメディアにも活かせそうかな？

最後にまとめとして、以下3点を頭にメモしていってね。