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更新日: 2024/11/22

校正とは?基本ルールや用語をチェック【外注のメリットも解説】

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会社案内のカタログを作っているんだけど、読みやすい文章になっているか不安だわ。

そういうときは、校正を行ってみるのがいいわね。

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校正って、書籍などの文章の間違いを修正する作業だよね?

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聞いたことはあるけど、具体的な作業内容や手順は分からないや。

それじゃあ、今回は校正について、基本的な手順や用語を紹介するわよ。

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ピンクちゃん。お願いします!

校正とは?目的と必要性を知ろう

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「校正」とは新聞や雑誌、書籍、会社案内、WEBページなどに、誤字脱字や表記のゆれがないか確認する作業のことよ。

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文章表現や記載内容を正しく修正することで、読みやすくなるだけでなく、情報が正確に伝わりやすくなるの。

読みやすい文章と正しい情報を提供してくれるコンテンツは、信頼できるよね。

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それが、校正を行う目的なのよ。

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また、校正はコスト面でも必要な作業よ。

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イエローちゃんの会社案内のカタログもそうだけど、一度印刷してしまうと修正が大変よね。

もう一度印刷するなると、費用もすごくかかるんだ。

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それに、内容に間違いがあると誤った金額で契約してしまい、会社が大赤字になることもあるのよ。

校正ってとても重要な作業なんだね!

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校正の基本的なルールを紹介

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校正とは何かを知る上で、基本的なルールとポイントを紹介するわ。

校正の基本的なルール

1.分かりやすいように、赤字で丁寧に書き込む


2.修正指示は文字の上ではなく余白に書き、元の字が読めなくならないように注意する


3.剥がれてしまう可能性があるため、修正テープや修正液(=ホワイト)は使わない


4.原文と区別がつきやすくなるように、カタカナを使う

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ちなみに、ホワイトに関しては、修正指示が重なり見づらくなる場合は使うこともあるわよ。

校正って結構ルールがあるんだね。

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校正の方法もいくつかあるから、次の見出しで紹介するわね。

校正の主な方法は3つ!【素読み校正・赤字校正・色校正】

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校正には、主に3つの方法があるの。

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それぞれ知っておくと、校正の具体的な作業内容が分かるわ。

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1つ目が「素読み校正」と呼ばれる方法で、記事の原稿を通し読みした後に、誤字・脱字・衍字や、内容の矛盾などを指摘するの。

わたしも含めて、みんなの校正のイメージに近そうな方法だね。

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2つ目は「赤字校正」と呼ばれる方法で、修正の指摘が入った原稿と、修正後の原稿を比べて、赤色で指摘するわよ。

基本ルールにも「赤色で書き込む」というのがあったね。

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3つ目は「色校正」や「本紙校正」と呼ばれる方法で、最終制作物と同じように、紙やインクを使って、色の再現性などを確認するの。

校正と校閲の違いは?

そういえば、校正と似たワードで「校閲」というのがあるけど、違いはあるの?

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校閲は基本的に、内容の事実との相違を修正したり、不足している内容を補ったりすることよ。

何か・・・校閲のほうが難しそうだね。

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たしかに、校閲は内容に踏み込んで事実確認をするから、高度な作業と言えるわね。

校正の基本用語もチェック

校正した後の原稿をチラッと見たことがあるんだけど、何だか見慣れない用語ばっかりだったんだ。

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たしかに、校正の基本用語は普段は使わないような、特殊な用語もあるわね。

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校正について学ぶ上で、しっかりチェックしておきましょう。

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以下が校正の際に、よく使用する用語よ。

ゲラ 印刷物の校正刷り(試し刷り)のこと。ゲラ刷りやカンプとも呼ばれる
初稿 最初の原稿のこと。依頼者から支給される原稿や写真データなどを指す
初校 1回目のゲラのこと。1回目の色校正を指すこともある
素読み ゲラだけを読んで、誤字脱字などの間違いを見つけること
読み合わせ 校正者が2人1組になって、1人が原稿を読み上げてもう1人が確認すること
突き合わせ 元の原稿とゲラを比べて1字ずつ確認すること
朱書き 校正の際に、赤字で修正指示を書き加えること
校了 校正終了の略で、印刷しても良い状態のこと
責了 責任校了の略で、これ以上の確認は必要ないと判断した場合に、印刷会社が責任を持って校了にすること
出張校正 校正者がゲラのある場所に出向いて、校正を行うこと
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ちなみに、2回目のゲラは「再校」、3回目のゲラは「三校」と言うわよ。

校正は外注するのもおすすめ!メリットは何?

校正の基本ルールや用語は分かったけど、さすがに自分でやるのは難しいかも。

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そういうときは、校正を外注するのがおすすめよ。

でも、外注ってお金がかかるんじゃない?

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たしかに費用はかかるけど、それ以上にメリットがあるのよ。

校正を外注するメリット

1.専門的なスキルを活用できる


2.本来の業務に集中できる


3.第三者による確認ができる

1.専門的なスキルを活用できる

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校正は、正しい言葉遣いや文法、漢字など、言葉についての知識が必要なのよね。

素人には、ちょっと難しいね。

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そこで、校正を外注してプロに行ってもらえば、誤字や脱字、言葉の誤用によって、コンテンツへの信頼度を落とさずに済むわよ。

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自社で校正が行える人材を育てるという手もあるけど、時間的コストを考えると、多少の費用がかかっても外注するのがおすすめよ。

2.本来の業務に集中できる

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校正を外注することで、本来の業務に集中できるというメリットもあるわよ。

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校正作業は時間もかかるし、難易度的にも、本来の業務と平行して行うのは大変なことなの。

忙しい中で無理に行うと、ミスも増えそうだよね。

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校正に時間を取られずに、本来の業務に集中できれば、全体の生産性も上がるわね。

3.第三者による確認ができる

校正を終えても、ミスがないか心配になるし、自分のミスって何度確認しても気づきにくいよね。

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誤った情報の発信を防ぐために、校正の際には徹底的な確認が必要よ。

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校正を外注すれば、第三者による確認ができてミスに気づきやすいわよ。

視点が変わることで、自社の人間では見逃してしまうようなミスにも、気づくんだね。

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校正を外注したときの費用は?一般的な相場を参考にしよう

校正を外注するときって、どれくらい費用がかかるのかな?

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校正の費用は、基本的に1ページまたは1文字という単価で算出するの。

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下記が、校正を外注したときの費用相場よ。

簡単な確認のみ 500円~2,000円
文法の確認 2,000円~5,000円
内容の間違いがないかの確認(校閲) 5,000円~10,000円
薬機法を含む内容の確認 5,000円~15,000円

難しい内容になるほど、金額が上がると考えてよさそうだね。

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ちなみに、医療系などの、より専門的な知識が必要な内容の場合は、高額になる傾向にあるわよ。

まとめ

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校正について、よく分かったかしら?

校正って、ただ誤字や脱字を修正するのかと思っていたけど、細かなルールや作業方法があるんだね。

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最後にまとめとして、以下5点を頭にメモしていってね。

まとめ

◆校正とは、新聞や雑誌、書籍、会社案内、WEBページなどに、誤字脱字や表記のゆれがないか確認する作業のこと。


◆校正の基本ルールは「赤字で書き込む」、「余白に修正を指示する」、「ホワイトはなるべく使わない」、「カタカナを使う」の4つ。


◆校正よりも、内容の事実との相違を修正したり、不足している内容を補ったりする「校閲」のほうが、より高度なスキルが必要。


◆校正を外注するメリットは「専門的なスキルを活用できる」、「本来の業務に集中できる」、「第三者による確認ができる」の3つ。


◆校正を外注したときの費用相場は、医療系などの専門的な内容になるほど高くなる。

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誤りのあるものを提供して、コンテンツの信用を無くさないためにも、校正は重要な作業よ。

会社案内のカタログの校正は、校正会社に依頼してみるよ。

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スキルの高い人気の校正会社は、急な対応が難しいこともあるから、納期に余裕を持って依頼してね。

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