シンギュラリティとはどんなもの？詳しく紹介！

ねぇブルーちゃん、聞いてもいい？

社内研修で『シンギュラリティ』っていう単語が出てきたんだけど、意味わからなくて…

シンギュラリティ（singularity）とは、技術的特異点を示す用語のこと

科学の進歩により、人工知能（AI）の能力が人間の能力を超えてしまう地点のことだね

つまり、AIのほうが人間よりできることが増え、人間が予想できない進化をし始める時期のことのことを指すんだ

この概念を唱えたレイ・カーツワルツ氏は2045年にシンギュラリティが来ると提唱しているよ

まず、シンギュラリティの話の中で根拠になってくるのがムーア法則だよ

ムーア法則とは、ゴードン・ムーア氏が唱えた『半導体の集積率が18ヵ月で2倍になる』という法則のことだよ

つまり、半導体が18ヵ月で2倍の性能になると同時にコストも半分になる、ということなんだ

実際に、この40年間はムーア法則に当てはまるように指数関数的に性能が上がってきているんだ

ムーア法則がこのまま進むとシンギュラリティが起きるという予想なんだ

次に、シンギュラリティが起きた際に、どういったことが事象が生じるのかを解説するね

まず、今人間がしている仕事の一部は人工知能が行うことが予想されているよ

マイケル・A・オズボーン氏の2014年に発表して論文によると現在ある仕事の47%は無くなると発表しているんだ

例えば

など、一定の判断を下したり単純作業のものはなくなると言われているよ

逆に残り続けるだろうといわれている仕事もあるよ

例えば

こんな感じで、クリエイティブだったり、感情が関わる仕事は残り続けるのではないかと言われているよ

でも、最近話題の『StableDiffusion』や『mimic』といった画像生成AIも出てきて、クリエイティブなものなら安泰というわけでもなさそう

もちろん仕事を人工知能に代替させるにはコストの面が解消されないとなかなか移行されないけどね

また、新しい仕事ができるのではとも予想されているよ

今もVtuberなど前までなかった仕事ができているよね。

以下のような仕事が発生すると考えられるよ

主にAIに関する仕事が増えると予想されているんだ

特にAIは情報を元に作成作業がされるため、情報を精査する能力はこれからも大事になっていくかもしれないね

シンギュラリティが進むと、人体の仕組みについての理解が進み、臓器など身体の一部を機械化することができるようになると予想されているよ

また臓器を変えるだけでなく、人間の持っている感覚や身体能力を増幅させることが可能になるのではという予想も出ているんだ

簡単に言えば、人体にプラグインできるようになる、ということだね

そして何より、シンギュラリティで失業者が続出するといわれているんだ

そのため、失業者達を守る制度が設けられるのではないかといわれているよ

そうだね、簡単に言えば基本的な衣食住は国が提供してくれる制度のことだね

でもこれにより、労働意欲の低下やデフレスパイラルの可能性も示唆されているんだ

一方でシンギュラリティが来ないのでは？という説もあるんだよ

シンギュラリティの定義は『人工知能が人間の知能を超える地点』だったよね

人工知能はあくまで機械に過ぎず、人間と同じように考えるのは難しいのでは？という意見や

そもそもシンギュラリティに達するまでには、多大な費用や新しい物質の発見など必要になり、ハードルが高すぎるという意見もあるんだ

シンギュラリティが来るまでに私たちができることは主に２つだね

まず、AIやIT関係の情報には敏感になったほうがいいね

これからシンギュラリティが起きるまで様々な変化を経ることは間違いない

しかも2030年にプレシンギュラリティといって、AIの発達で人間の環境が大きく変わる時期が来るともいわれているんだ

この変化の流れについていくためにも、情報収集は非常に大事だね

シンギュラリティが起きても残り続ける仕事は、機械にはできないクリエイティブな仕事と言われているよ

いまからでも発想力や創造力といったクリエイティブな能力を日々鍛えていくことで備えることができるんだ

じゃあ最後にまとめるね

シンギュラリティについてわかった？

いいえ〜