目次とは？SEO効果やユーザーへのメリット、3つの設置方法を解説

ブルーちゃん、SEOに強いサイトを作りたいんだけど、目次って必要かな？

そうなんだ！もっと詳しく教えてもらえる？

最初にも言ったけど、目次はSEOに直接影響するわけではないよ。

でもユーザー・運営者双方にメリットはあって、間接的にSEO効果が期待できるんだ。

ここでは4つのメリットを紹介するね。

そうそう、目次を設置することでクローラーが内容をスムーズに理解できるようになるよ。

そして高品質なページだと判断されれば検索結果の上位にあがるから、そういう意味ではSEO対策に効果があるとも言えるんだ。

イエローちゃんは目次があるサイトとないサイトなら、どっちを見たいと思う？

だよね。インターネットは本と違って、最初から最後まで読むというよりも必要な情報だけを見たいという傾向があるよ。

だから目次で知りたいことがわかるかをすぐに確かめられた方が、ユーザーにとってストレスになりにくいよね。

さらに、目次にリンクを付けておいてジャンプするようにしておけば、さらに快適にサイトを利用してもらえるよ。

ヒートマップを使えば、どの項目に需要が集まっているかがわかりやすくなるよ。

ヒートマップはユーザーがサイト上で行なった動作を調査できるツールで、よく読まれている箇所を色で示してくれたり、離脱した場所をパーセンテージと図形で表してくれたりする機能があるんだ。

そして目次で使えるのは、クリックされている場所を可視化してくれる機能。

クリックされていないけど本文は読まれているようなら見出しが悪いのかな？ とか、本文も読まれていないならそのトピック自体が不要かも？ という分析ができるね。

高品質なページだと認めらえた上でのことだけど、リンク付きの目次を作っておくことで検索結果にその一部を載せてもらえることがあるよ。

ユーザーにとってはいちいちサイトに入らなくても欲しい情報を一発で見つけられるし、運営者にとってもユーザーが訪問してくれるチャンスになるよ。

目次の設置には次の3つが基本だよ～。

そう。特別な知識がなくても、インストールすれば設置できるから簡単なんだ。

WordPressなら、「Table of Contents Plus」というのがよく話題に上がっているよ。

最初から目次を自動で作ってくれる機能付きのテーマを選ぶのもおすすめだよ。

テーマ選択は目次だけでなくサイト全体の雰囲気を左右するから、それも加味して検討するようにしてね。

今回紹介する中で、1番自分の好きなように目次を作れるよ。

確かに慣れるまでは大変だけど、HTMLで作ったサイトは構成がシンプルだから読み込みが速くなるし、クローラーが内容を読み取りやすくなるからSEO対策にも向いているんだよ～。

HTMLでリンク付きの目次を作るときは、ol（ul）タグ、liタグ、aタグの3つを組み合わせてこんな感じで作るよ。

これはタグに設定を付けられる「属性」の1つで、hrefはリンク先を指定する効果があるよ。

1つずつ着実に押さえていけば大丈夫だから、とりあえず今日は上の図を覚えて帰ってね。

HTMLを使う場合、CSSを併用するともっとおしゃれな目次が作れるよ。

CSSはWebページの文字サイズや色などを変濾したり装飾を加えたりできるプログラミング言語だよ。

HTMLファイルにそのまま埋め込むこともできるけど、別でファイルを作っておけば他の記事にも適用できて便利だよ～。

いっぺんにやろうとしなくても大丈夫だよ、イエローちゃん！

でも目次に限らずサイト全体を装飾するのに役立つから、HTMLで作成する場合はこっちも追々習得していくのがおすすめかな。

ポイントはいくつかあるけど、特に意識してほしいのは次の3つかな～。

目次があってもリンクに飛べないと、便利さとしては物足りないよね。

当たり前だけど、見出しは本文に則したものにして、目次と本文で一言一句違わないようにしてね。

目次から飛んだ先が違う見出しだと不信感を抱いちゃうし、さらに本文の内容が見出しとズレていたら、次からそのサイトに行きたくなくなっちゃうよ。

目次をザっと見て、その記事が何について言及しているかを把握できるのが理想だよ。

例えば、その記事で伝えたいことが論理的な順番で並んでいるかどうか。

基本的に文章は「主張→理由→事実」の順が良いとされているけど、いきなり事実の話をされても「何の話？」ってなっちゃうよね。

もっと極端に言うと、いきなり「まとめ」から始まっているのは論理的とは言えないね。

そういうこと。論理的でない構成はユーザーが見づらくなるのはもちろん、クローラーがチェックしたときに評価を下げてしまう恐れもあるから、よく考えて作ろうね。

その記事のボリュームが大きいと見出しが増えるから、必然的に目次も長くなるよね。

目次を確認して読みたいところだけを見るような人なら気にならないかもしれないけど、最初から全部読もうとしている人はスクロールが煩わしくなっちゃうよね。

そんなときは、開閉ボタンを付けるのがおすすめ。

どんな人にとっても使いやすいサイトにするために、こういった工夫を大事にしていこうね～。

目次についてまとめると、こんな感じだよ。

どういたしまして！またいつでも聞いてよ～。