SEO
更新日: 2024/3/16
テクニカルSEOで強いサイトを作る!施策と重要性を解説
ねえブルーちゃん。
?
サイトを上位表示させるにはテクニカルSEOが大事って聞いたんだけど、そもそもテクニカルSEOってなぁに?
あぁ、テクニカルSEOか。
SEOはなんとなくわかっても、テクニカルSEOって具体的に何かはSEO界隈にいないとわかりづらいよね。
じゃあ、今日はテクニカルSEOについて説明するね。
目次
- 1. テクニカルSEOとは?
- 2. テクニカルSEOとコンテンツSEOの違いとは?
- 3. テクニカルSEO対策をする重要性って?3つ解説!
- 3-1. テクニカルSEOの重要性1.対策が取りやすく効果がでやすい
- 3-2. テクニカルSEOの重要性2.アルゴリズムの影響を受けにくい
- 3-3. テクニカルSEOの重要性3.検索流入の確保につながる
- 4. テクニカルSEO実践編!クローラー対策を3つ紹介
- 4-1. クローラー対策1.表示速度の向上
- 4-2. クローラー対策2.モバイルフレンドリーな画面設定
- 4-3. クローラー対策3.階層構造の最適化
- 5. テクニカルSEO実践編!インデックス対策を3つ紹介
- 5-1. インデックス対策1.重複しているコンテンツを整理する
- 5-2. インデックス対策2.内部リンクなど適切にリンクを設置する
- 5-3. インデックス対策3.タイトルや見出しにキーワードを入れる
- 6. まとめ
テクニカルSEOとは?
テクニカルSEOはシンプルに言うと、「Googleなどの検索エンジンに、サイトを正しく読み取ってもらうための対策」だよ。
SEOとテクニカルSEOは違うものなの?
テクニカルSEOはSEOの1つだよ。
わざわざ「テクニカルSEO」なんていう名前がついている理由は、Googleなどの「検索エンジン」に向けた対策で、テクニカルな要素が多く含まれているからだね。
テクニカルSEOを実施することで、Googleなどからの評価を上げることができるんだよ。
Googleからの評価が上がると、検索結果の上位表示にもつながるよのね。
そう。Googleからの評価が高いっていうことは、ドメインパワーが強いとも言えるんだよね。
ドメインパワーが強いことで、新規の記事なども上位に表示されやすくなったりするんだよ。
なるほどね!
テクニカルSEOとコンテンツSEOの違いとは?
さっき、「テクニカルSEOはSEOの1つ」って言ってたけど、他にもSEOがあるの?
うん。
もう1つのSEOは「コンテンツSEO」って言われていて、その名前の通り「コンテンツ(contents=内容物・情報サービスにおける記事やゲームなど)」に対する対策を行っていくよ。
テクニカルSEOとコンテンツSEOの違いをまとめると、こんな感じになるね。
テクニカルSEO | コンテンツSEO | |
ターゲット | 検索エンジン | ユーザー |
対策の対象 | サイト全体 | 記事などのコンテンツ |
対策内容 | クローラー対策 インデックス対策 |
ペルソナの設定 キーワードの選定など |
両方ともSEOという目的は一緒だけど、対象ややり方には根本的な違いがあるのがわかるよね。
テクニカルSEO対策をする重要性って?3つ解説!
テクニカルSEOって何かはわかったけれど、コンテンツSEOだけではだめなのかしら?
結論から言うと、どちらも大切よ。
例えばテクニカルSEOには下の3つのような重要性があって、テクニカルSEOなしではコンテンツSEOが活きてこないんだ。
1.対策が取りやすく効果がでやすい
2.アルゴリズムの影響を受けにくい
3.検索流入の確保につながる
それぞれについて、説明するね。
テクニカルSEOの重要性1.対策が取りやすく効果がでやすい
テクニカルSEOは対策が取りやすく効果がでやすいと言われているんだ。
なぜならGoogleは「品質に関するガイドライン」で、どんなサイトがGoogleにとって情報が取得しやすいかを提示しているからね。
なるほど…そのガイドラインに沿ってサイト作りをすれば、それがSEOに直結するってことなのね。
そう。それに「Google Search Console」といったツールを使えばテクニカルSEOの効果が可視化できるため、効果の程度が測りやすいのもテクニカルSEOのメリットだよね。
テクニカルSEOの重要性2.アルゴリズムの影響を受けにくい
テクニカルSEOはアルゴリズムの影響を受けにくいんだよ。
アルゴリズムって?
SEOで言うアルゴリズムとは、検索エンジンが評価する基準やルールのことだよ。
コンテンツSEOがアルゴリズムの影響を多大に受けるのに対し、テクニカルSEOは「品質に関するガイドライン」に沿っているかどうかが基準だから、Googleのアップデートなどの影響を受けづらいんだ。
プログラミングスキルとか技術的な知識も必要になるから、そういった難しさはあるけれど、安定的な対策が取りやすいSEOと言えるよね。
なるほどね!
テクニカルSEOの重要性3.検索流入の確保につながる
テクニカルSEOをすることで検索エンジンに登録されやすくなり、検索流入の確保につながるんだ。
テクニカルSEOを怠ると、仮にコンテンツがどれだけ良いものだったとしても検索エンジンがそのコンテンツを見つけられない可能性もあるからね。
そっか。良いコンテンツだとGoogleに認識してもらうためにも、テクニカルSEOをしっかり行ってGoogleに発見されやすくしなきゃいけないってことね。
テクニカルSEO実践編!クローラー対策を3つ紹介
クローラーとは、ネット上にある記事や画像といった情報を探してデータベース化する巡回プログラムだよ。
クローラー対策をすることで、クローラーが効率よく情報にたどりつくことができるようになるよ。
つまり新しい記事をアップしたときでも、クローラー対策がしてあるサイトならすぐにGoogleに発見してもらえる可能性が上がるってことね。
その通りだよ。
クローラー対策は主に以下の3つがあるんだ。
1.表示速度の向上
2.モバイルフレンドリー
3.階層構造の最適化
クローラー対策1.表示速度の向上
表示速度を向上させることで、ユーザーにとって使いやすいサイトだと検索エンジンが評価してくれるんだ。
画像データのサイズを適切なものにしたり、動画を軽量化したりすることで表示速度が向上するよ。
たしかにページ表示が遅いとイライラするわよね…。
クローラー対策2.モバイルフレンドリーな画面設定
Googleは2015年にスマホの表示に適していないサイトの順位を大きく下げたんだ。
レスポンシブルデザインなどでスマホでもPCでも見やすいようにすることは、テクニカルSEO対策として必須事項と言えるよ。
たしかに最近はスマホからサイト見ることが多いものね…。
クローラー対策3.階層構造の最適化
階層構造の最適化はテクニカルSEOにおいてとっても大切だよ。
階層構造の最適化…ってなぁに?
階層構造の最適化には、主に以下のようなものがあるよ。
1.サイトの階層構造を単純化し「2クリック以内」で目的のページへたどりつくようにする
2.URLに日本語やローマ字表記を使わない
3.HTTPS化して安全性をアピールする
4.サイトマップを作る
5.robots.txtを使い重要度の低いページをクローラーから外す
階層構造の最適化には色々なテクニックがあるけれど、結局は「構造をすっきりさせて重要なページをクローラーが発見しやすくする」ことが基本だと覚えておくといいよ!
テクニカルSEO実践編!インデックス対策を3つ紹介
SEOで言うインデックスっていうのは、Googleなどの検索エンジンのデータベースに登録されることをさすんだ
インデックス対策をすることで、Googleにページの情報が正しく伝わりやすくなるよ。
インデックス対策は主に以下の3つがあるんだ。
1.重複しているコンテンツを整理する
2.内部リンクなど適切にリンクを設置する
3.タイトルや見出しにキーワードを入れる
インデックス対策1.重複しているコンテンツを整理する
重複したコンテンツや、似たような表現や内容のコンテンツがサイト内にあると「コンテンツをコピーした」とみなされてインデックス登録されないことがあるんだ。
あと言うまでもないけど、他のサイトからのコピーももちろん「重複したコンテンツ」にあたるよ。
他のサイトをコピーするのはSEO的にもアウトだし、著作権侵害にあたる可能性もあるわよね。
インデックス対策2.内部リンクなど適切にリンクを設置する
内部リンクなど適切にリンクを設置することでクロールしやすくなって、インデックス登録もされやすくなるんだ。
あと、広告には「rel=sponsored」をつけようね。
広告だということをはっきり提示することで、スパムだと勘違いされる心配もなくなるよ。
インデックス対策3.タイトルや見出しにキーワードを入れる
タイトルや見出しにキーワードを入れることで、Googleに「何に関する記事か」はっきりと伝えることができるようになるよ。
あとはディスクリプションにキーワードを入れて、シンプルにコンテンツの内容を伝えるのも大事だよ。
ディスクリプションって?
ディスクリプションは検索画面のタイトル下に表示される、記事の要約のことだよ。
適切なディスクリプションはSEO的にも良くて、読者の興味を集めるためユーザーのクリック率も向上しやすくなるよ。
テクニカルSEOのまとめ
◆テクニカルSEOは検索エンジンに向けたSEO対策
◆テクニカルSEOにはクローラー対策とインデックス対策の2種類ある
◆テクニカルSEOとコンテンツSEOの両方の面から施策するのが大切
ざっとこんな感じかな。
わかりやすかったわ!ありがとね。
ちゃんとテクニカルSEOを実行して、強いサイトになるよう工夫してみるね。
うん。頑張って~
ブルー
SEOやエンジニアリングマーケティングが得意。非常にめんどくさがりで、動きたくないがために自分でコードを書いて自作のMAを組んだりする。自動化のためなら努力は惜しまない。
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