マーケティング
更新日: 2024/7/31
ワイヤーフレームとは?初心者にもわかりやすい基本解説と具体例
今度うちの会社で、新しくWEBサイトを立ち上げるんだけど、どのようなレイアウトにしようか迷っているんだ。
たくさんの人が閲覧するページだし、会社のイメージが良くなるような、見やすいWEBページにしたいなぁ。
それなら、まずは「ワイヤーフレーム」を考えてみるのがおすすめよ。
「ワイヤーフレーム」か・・・初めて聞くワードだよ。
それじゃあ、今回は「ワイヤーフレーム」とは何か、初心者にも分かりやすく解説した上で、具体例も紹介するわね!
ピンクちゃん、よろしくお願いします!
目次
ワイヤーフレームとは?基本概念と重要性を把握しよう
まずは、「ワイヤーフレーム」とは何か、基本概念を知っておきましょう。
ワイヤーフレームとは、「WEBサイトやアプリの基本的なレイアウトと機能配置を示す、簡略化された設計図」のことよ。
簡略化って、どの程度を指すのかな?
色や具体的なデザイン要素は省略して、ページ上の各要素の位置や関係性を視覚的に示すのよ。
これによって、デザイナーや開発者、クライアント間でプロジェクトの構造と流れを共有しやすくなるわ。
初期段階での問題発見や修正も簡単にできそうだね!
具体的なデザインに進む前に全体像を確認できるから、コストと時間の節約にもつながるわよ。
ワイヤーフレームの具体例は?実際に設計するときの要素を解説
ワイヤーフレームの基本概念は分かったけど、実際はどのようなときに使われるのかな?
それじゃあ次は、ワイヤーフレームの具体例を紹介するわよ。
1.オンラインショップのホームページ
2.アプリのログイン画面
3.企業サイトのお問い合わせページ
「オンラインショップのホームページ」や「アプリのログイン画面」、「企業サイトのお問い合わせページ」が、ワイヤーフレームの代表例よ。
実際に設計するときに考慮すべき要素も見ていきましょう。
1.オンラインショップのホームページ
オンラインショップなどを始めるために、ホームページを制作する際に、ワイヤーフレームをよく使用するわよ。
わたしが立ち上げる予定のWEBサイトも、会社のオンラインショップだよ。
オンラインショップのホームページのワイヤーフレームを作成するときは、以下の要素を考慮してね。
ヘッダー部分 | サイトのロゴ・ナビゲーションメニュー・検索バー |
メインコンテンツ | 最新の商品・特集記事・人気商品 |
サイドバー | カテゴリー一覧・プロモーションバナー |
フッター | 著作権情報・プライバシーポリシー・連絡先情報 |
ユーザーがページにアクセスした際に、まず目にする情報がどのように配置されるかを視覚化するわよ。
ヘッダーにはナビゲーションメニューが配置されていて、ユーザーが簡単に他のページに移動できるね。
2.アプリのログイン画面
アプリのログイン画面でもワイヤーフレームを使用するわよ。
一刻も早くログインしたいときもあるし、視認性の高いものにしたいよね。
アプリのログイン画面のワイヤーフレームを作成するときは、下記のような要素をチェックしてね。
1.ユーザー名の入力フィールド
2.パスワードの入力フィールド
3.ログインボタン
4.パスワードを忘れた場合のリンク
5.新規登録へのリンク
ユーザーがログイン画面に到達したときに、どの情報を入力し、どのボタンを押す必要があるかを明確に示すわよ。
ユーザー名とパスワードを入力するフィールドは中央に、ログインボタンは目立つ場所に配置するのがポイントね。
3.企業サイトのお問い合わせページ
企業サイトのお問い合わせページも、ワイヤーフレームの作成が重要よ。
問い合わせしたいときに、ページがなかなか見つからなかったり、操作しにくかったりすると嫌だよね。
企業サイトのお問い合わせページのワイヤーフレームは、下記のような要素を考慮して作成してね。
1.お問い合わせフォーム(名前・メールアドレス・メッセージ入力フィールド)
2.送信ボタン
3.電話番号や住所などの連絡先情報
4.FAQセクションへのリンク
ユーザーが簡単に問い合わせを行えるように、必要な入力フィールドと連絡先情報を適切に配置するわよ。
フォームはできる限りページの中央に配置して、入力フィールドは見やすく並べてね。
ワイヤーフレームの作成時に意識したいポイントをレクチャー!
それにしてもワイヤーフレームって、どうやって作ればいいんだろう。
パソコンで閲覧するのか、スマホで閲覧するのかを考慮して、最適な要素やレイアウトにする必要があるわね。
たしかに、パソコンとスマホは画面の大きさが異なるし、それぞれで見やすいレイアウトを考えないといけないよね。
ただし、閲覧環境によって、ユーザーが得られる情報に差が出てはいけないのよ。
ワイヤーフレームを作成するときは、同じ情報を提供することを意識して、下記のようなポイントを押さえてね!
1.必要な要素を洗い出す
2.要素に優先順位をつける
3.代表的なレイアウトの中から最適なものを選ぶ
4.ブラッシュアップしてクオリティーを上げる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.必要な要素を洗い出す
ワイヤーフレームを作成する最初のステップは、ページに必要な要素を洗い出すことよ。
ページの目的やユーザーのニーズを明確にするために重要なの。
ユーザーがどのような情報を求めているか、どのような操作を行う可能性があるかを考慮するんだね。
全体の構成を把握しやすくなり、後のステップで抜け漏れが発生しなくなるわよ。
2.要素に優先順位をつける
次は、洗い出した要素に優先順位をつけるわよ。
すべての要素が同じ重要度を持つわけではないから、ユーザーが最も必要とする情報や操作を最優先に考える必要があるわ。
たとえば、特集商品やプロモーション情報は目立つ位置に配置するの。
ユーザーの興味を引くことができるんだね!
3.代表的なレイアウトの中から最適なものを選ぶ
レイアウトを決めるときは、代表的なレイアウトの中から最適なものを選ぶのがおすすめよ。
一般的には、シングルカラムレイアウト・マルチカラムレイアウト・グリッドレイアウト・フルスクリーンレイアウトの4つがあるわ。
特徴と効果も合わせて紹介するわよ。
レイアウト名 | 特徴 | 効果 | シングルカラムレイアウト | ページ全体を一つの縦長のカラムにまとめるシンプルなレイアウト | ユーザーが上下にスクロールするだけで情報を取得できる |
マルチカラムレイアウト | ページを複数のカラムに分割して情報を配置する方法 | ページ全体が整理された印象を与える |
グリッドレイアウト | ページを均等なブロックに分割し、コンテンツを規則正しく配置する方法 | デザインに一貫性と秩序をもたらす |
フルスクリーンレイアウト | ページ全体を一つのビジュアル要素で満たし、ユーザーの注意を集中させる方法 | 強力な第一印象を与える |
目的やユーザーのニーズに応じて、最適なものを選ぶんだね。
4.ブラッシュアップしてクオリティーを上げる
選んだレイアウトをもとにワイヤーフレームをブラッシュアップし、クオリティーを上げるわよ。
具体的には要素の配置やサイズ、間隔などを細かく調整し、視覚的なバランスを整えるのよ。
フォントサイズやアイコンのスタイルなども統一してね。
最終的なワイヤーフレームは、高いクオリティーとユーザビリティを兼ね備えたものになるんだね。
まとめ
ワイヤーフレームについて、よく分かったかしら?
作成方法も分かったから、WEBサイトの立ち上げに活かしてみるよ。
最後にまとめとして、以下2点を頭にメモしていってね。
まとめ
◆ワイヤーフレームとは、「WEBサイトやアプリの基本的なレイアウトと機能配置を示す、簡略化された設計図」のこと
◆「必要な要素を洗い出すこと」「要素に優先順位をつけること」「代表的なレイアウトの中から最適なものを選ぶこと」「ブラッシュアップしてクオリティーを上げること」が、ワイヤーフレーム作成のポイント
ワイヤーフレームを使って、ユーザーのニーズに合ったレイアウトのWEBサイトやアプリを制作してね!
ピンク
お姉さんキャラで真面目。真面目だから、資金調達や事業計画を練る経営企画周りが得意。一方で、流行りのマーケティングには疎い。
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