マーケティング
更新日: 2024/7/31
キャッチフレーズとは?活用シーンやコツ、作り方について解説!
ピンクちゃん、今ちょっと時間あるかな?
時間はあるけど、どうしたの?
キャッチフレーズについて調べてるんだけど、よくわからなくて、、、
そういうことなら私に任せて!
ありがとう。助かるよ〜。
目次
キャッチフレーズとは?
キャッチフレーズっていうのは、広告や企業の紹介などで使われる、短くて印象に残る決まり文句のことなのよ。
つい覚えてしまうようなものが多いよね。
キャッチコピーとは何が違うの?
実は、大きな違いはないの。
えーそうなの!?別物だと思っていたよ、、、
ややこしいわよね。ほぼ同じではあるんだけど、キャッチコピーはほぼ商業用にしか使わないのに対して、キャッチフレーズはビジネス関係なく使われることもあるのよ。
なるほど〜。微妙なニュアンスの違いなんだね。
キャッチフレーズの活用シーンを3つ紹介!
キャッチフレーズがどんなときに活用できるか知ってるかしら?
何かの商品や企業を印象付けるときに使うっていうイメージしかないなぁ、、、
それも正解よ!キャッチフレーズの活用シーンは、主に以下3つに分けられるのよ。
1.企業やサービスのブランディング
2.アクションの促進
3.就職活動における自己紹介
就職活動のときも活用できるのは意外だな〜。
そうよね。1つずつ詳しく説明するわね!
1.企業やサービスのブランディング
キャッチフレーズは、企業やサービス、商品のブランディングに有効だからよく使われるのよ。
たとえばどんなキャッチフレーズがあるの?
セブンイレブンの「セブンイレブン、いい気分」なんかはセブンイレブンにポジティブなイメージが形成される良いキャッチフレーズよね。
CMで聞くから覚えやすいし、リズムも良いよね〜。
そうなのよ。つい覚えてしまうポジティブなキャッチフレーズだと、消費者の心にも残るし、ブランディングに有効なのよね。
2.アクションの促進
キャッチフレーズは何かしらのアクションを促進するのにも有効よ。
そんなこともできるんだね〜。
購入や会員登録など、企業として消費者にとってもらいたいアクションがあればキャッチフレーズで促進するというのもありなのよ。
アクションをとってもらうというのはハードルが高いから、すぐに大きな効果を得るのは難しいけど、キャッチフレーズが消費者心理に入り込めばじわじわ効果が出てくるはずよ。
3.就職活動における自己紹介
キャッチフレーズは、実は就職活動における自己紹介としても活用することができるのよ。
個人で活用することもあるんだね〜。
そうなのよ。就職活動で面接官は多くの就活生と面接をするから、インパクトがあって覚えやすいキャッチフレーズを使うと印象に残って、有利に働くことが期待できるわよ。
自分が面接官で、経歴もポテンシャルも似たような2人がいたら、面白いキャッチフレーズを使っていたほうに好印象を持ってしまうかもしれないな〜。
そうよね。面接官も人間だから、完璧に面接内容を覚えられるわけじゃないし、忘れられないように工夫するのもとっても大事なのよ。
良いキャッチフレーズを作るコツを3つご紹介!
キャッチフレーズの基本についてはわかってもらえたと思うから、次は作るときのコツについて説明するわね!
あ、それも知りたかったから助かるよ〜。
良いキャッチフレーズを作るコツは、以下の3つよ。
1.見た人に考えさせる仕掛けを作る
2.カタカナや数字でインパクトを出す
3.共感を得られるようにする
1つずつ詳しく説明するわね!
1.見た人に考えさせる仕掛けを作る
良いキャッチフレーズには、見た人がつい考えてしまうような仕掛けがあることが多いのよ。
たとえばどんな仕掛けがあるの?
問いかけ型が代表的ね。
たとえば「あなたが大切な人を連れていきたい場所はどこですか?」というキャッチコピーであれば、見た人はどこかつい考えてしまうわよね。
たしかにね〜。考えるし、そのキャッチコピーが入った広告に素敵な宿の写真があったら、今度大切な人を連れて行きたいなと思っちゃいそうだよ。
ただキャッチフレーズを見たり聞いたりするより、考えさせられたほうが記憶に残りやすいから、問いかけ型のキャッチフレーズはとてもおすすめよ。
2.カタカナや数字でインパクトを出す
カタカナや数字でインパクトを出すのも、良いキャッチフレーズを作るコツの1つね。
カタカナも数字も目を引くよね〜。
特にWeb広告やオフライン広告など活字を使う媒体では、目を引くことと読みやすいことが大事になってくるの。
ただしカタカナや数字ばかりだと読みにくくて逆効果だから、多用はしないようにね。
文章の中の強調したいことだけカタカナや数字で表すのが良さそうだね〜。
3.共感を得られるようにする
人は共感できるものにポジティブなイメージを持ちやすいから、共感できるようなキャッチフレーズにするのもコツよ。
記憶にも残りやすそうだね〜。
そうなのよ。いくらインパクトがあっても覚えてもらえないとキャッチフレーズの意味がないから、共感して覚えてもらうのってとても大事なのよね。
それに共感してもらえたら、見た人はそのキャッチフレーズを自分ごととして捉えてくれるから、購入意欲が高まることにもつながるわよ。
なるほどね〜。共感を得るって大事なんだね。
キャッチフレーズの作り方を3ステップで解説!
最後に、キャッチフレーズの作り方について紹介するわね。
知りたいと思ってたから助かるよ〜!
キャッチフレーズは、以下の3ステップで作ることができるわよ。
1.ターゲット・メッセージを明確にする
2.ターゲットのインサイトを探る
3.キャッチフレーズを作る
1つずつ解説していくわね!
1.ターゲット・メッセージを明確にする
キャッチフレーズを作るときは、ターゲットとメッセージを最初に明確にしてね。
誰に向けたメッセージなのかが決まっていないと、心に刺さりやすい言い回しもわからないもんね。
その通りよ!それにメッセージを決めておかないと、インパクト重視で伝えたいことが伝わらないキャッチフレーズになってしまう可能性もあるから、メッセージがブレないようにしっかり決めておいてね。
インパクトも大事だけど、何よりも大事なのは伝えたいことが伝わるということだもんね〜。
2.ターゲットのインサイトを探る
ターゲットとメッセージが明確にできたら、ターゲットのインサイトを探ってね。
インサイトってなんだっけ?
インサイトっていうのは、簡単に言うと消費者自体もまだ自覚できていない隠れた欲求のことよ。
特に欲しいと思っていなかった商品でも、使ってみたら案外良かったことがあるんだけど、そういうのも実はインサイトがあったということなのかな。
まさにそんな感じよ!キャッチフレーズで消費者がインサイトに気付くことができれば、より多くの顧客を獲得できるわ。
たしかにすでに顕在化しているニーズやウォンツがある消費者は、キャッチフレーズがなくても購入してくれる可能性が高いから、それ以外の顧客を獲得するにはインサイトに気付かせるのが良さそうだね。
3.キャッチフレーズを作る
ターゲットやメッセージを明確にして、インサイトも探ることができたら、いよいよキャッチフレーズ作りよ!
待ってました〜!
韻を踏んだり、数字やカタカナを効果的に使ったり、覚えやすく読みやすい言葉を選んだりするのがおすすめよ。
キャッチフレーズは短い文章のイメージがあるんだけど、何文字ぐらいがいいのかな?
大体10〜25文字ぐらいのものが多いわ。
これぐらいの文字数だと音声でも聞き取りやすいし、文字でも一瞬で読めるから、覚えてもらいやすいの。
まとめ
キャッチフレーズについてまとめると、こんな感じよ。
まとめ
◆キャッチフレーズとは、広告や企業の紹介などで使われる、短くて印象に残る決まり文句のこと
◆キャッチフレーズは企業やサービスのブランディング、アクションの促進、就職活動における自己紹介などで活用できる
◆良いキャッチフレーズを作るコツは、見た人に考えさせる仕掛けを作る、カタカナや数字でインパクトを出す、共感を得られるようにするの3つ
◆キャッチフレーズは、「ターゲット・メッセージを明確にする→ターゲットのインサイトを探る→キャッチフレーズを作る」の3ステップで作ることができる
キャッチフレーズについて解説したけど、もう疑問はないかしら?
うん!キャッチフレーズの基本から作り方までよくわかったよ〜。
よかったわ。また何かあったらいつでも聞いてね!
ピンクちゃん、ありがとう。
ピンク
お姉さんキャラで真面目。真面目だから、資金調達や事業計画を練る経営企画周りが得意。一方で、流行りのマーケティングには疎い。
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