D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!のアイキャッチ画像

マーケティング

更新日: 2024/11/22

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!

character_balloon

パープルちゃーん助けて!

どうしたの?

character_balloon
character_balloon

D2Cについてクライアントに相談されたんだけどうまく答えられなかったの・・・

D2Cかーたしかに少しわかりにくいわね

character_balloon
character_balloon

パープルちゃんなら詳しいよね?教えてくれない?

しょうがないわね。じゃあ今日は、D2Cについて説明するわね

character_balloon
character_balloon

ありがとう!

D2Cとは?

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_2枚目
character_balloon

D2Cがそもそも何を指すのかから説明するわね

character_balloon

D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、「企業が製造した商品を、ユーザーにダイレクトに販売する販売モデル」のこと

character_balloon

従来の販売モデルだと、企業は製造した商品は小売店など販売業者を介して販売するのが一般的だったわ

character_balloon

でも、インターネットの普及によって資本が少ない事業者や企業でも、直接ユーザーに商品を販売できるようになってD2Cが普及したのよ

D2Cの意味は「直接販売」だけじゃない?

character_balloon

さっきも挙げたけど、D2Cとは「商品をユーザーに直接販売するビジネスモデル」のことよね

character_balloon

だけど実は、最近のD2Cは直接販売を意味するだけじゃなくて「商品や企業が持つ世界観をユーザーに訴求して、共感を得た上で購入してもらうマーケティング手法」としての要素が強まってきているのよね

character_balloon

そういったD2Cマーケティングで成功している企業を2つ紹介するわね

直接販売だけじゃない!D2Cの事例1.WARBY PARKER

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_6枚目
character_balloon

1つ目に紹介するD2Cの事例は、アメリカでメガネを販売する「WARBY PARKER(ワービーパーカー)」ね

character_balloon

WARBY PARKERは「見る権利は全ての人にある」という理念を掲げて利益の一部を発展途上国のメガネを取り扱うNPO法人(非営利組織)に渡すようにしているのよ

character_balloon

そういったスタイルがユーザーから支持されて、他のメガネメーカーと比較検討する際に、WARBY PARKERを選んでもらえているのよね!

直接販売だけじゃない!D2Cの事例2.EVERLANE(エバーレーン)

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_8枚目
character_balloon

次に紹介するD2Cの事例は、サンフランシスコ発のアパレルを展開するEVERLANE(エバーレーン)よ

character_balloon

EVERLANEも理念として「徹底した透明性(Radical Transparency)」を掲げて、それがユーザーの共感を得ているのよ

character_balloon

具体的には、ECサイト上で「商品を作るのにいくらの原価で、輸送費はいくらで、、、」とかを全部ユーザーに表示しているのよね

character_balloon

さらに、上場していないのに売上高とかのIR情報をユーザーに公表しているのよ!

character_balloon

こういった理念に基づいて行動しているから、ユーザーから高く評価されて購入に至っているD2Cを活用して成功している企業なのよね

D2Cと「B2C」や「EC」との違い

D2Cは、B2CとかECとかとは違うの?

character_balloon
character_balloon

そうね、明確に違いがあるから説明するわ

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_11枚目

B2Cとの違い

character_balloon

まずB2Cとの違いから説明するわね

character_balloon

「B2C」は、Business to Consumerの略で、企業からユーザーへ商品やサービスを提供する「企業とユーザー間の取引全般」を指している

character_balloon

最初に説明した通り、D2Cは企画・製造から販売まで全て自社で行うんだけど、B2Cの場合は必ずしもそうではないのよね

character_balloon

例えば、Amazonや楽天などのオンラインショッピングサイトは、商品を生活者に直接販売しているけど、自ら商品を企画・製造しているのではなく、メーカーや卸売業者から商品を仕入れているわ

character_balloon

つまり、B2Cは必ずしも自社製品を販売しているとは限らないということね

ECとの違い

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_14枚目

じゃあECは?

character_balloon
character_balloon

「EC」は、Electronic Commerceの略で、インターネット上で商品を取引することを意味している

character_balloon

ECは商品の取引手段を指しているのに対して、D2Cはビジネスモデル自体を指しているのよ

character_balloon

たとえば、「D2Cブランドがインターネットで商品を販売するとなった場合、利用するのはEC」と表現すると分かりやすいかしら

そっか!取引手段なのか、ビジネスモデルなのかで区別できるんだね!

character_balloon
character_balloon

そういうことよ!

D2Cのメリット・デメリットは?

character_balloon

次に、D2Cのメリット・デメリットを2つずつ見ていくわね

D2Cのメリット1:収益性が高い

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_18枚目
character_balloon

D2Cのメリット1つ目は、収益性が高いこと

character_balloon

商品の開発・製造から販売までをすべて自社で行うから、余計なコストがかからないわ

character_balloon

Amazonでも楽天市場でも、企業が出店する場合は手数料がかかるの

そっか、タダで商品を並べてはもらえないもんねー!

character_balloon
character_balloon

そうそう。でも、自社でECサイトを用意して自社商品を販売すれば、当然手数料はかからないわよね

character_balloon

結果として、メーカーの利益率が向上し、効率良く収益性を高めることができるのよ

D2Cのメリット2:ユーザーとの関係性を構築しやすい

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_20枚目
character_balloon

D2Cのメリット2つ目は、ユーザーとの関係性を構築しやすいこと

character_balloon

自社ECサイトでの販売なら、売り方の自由度が高いから、独自のマーケティングやキャンペーンを展開することができるわ

character_balloon

反応を直接見ることもできるから、工夫や改善を反映しやすくなるわね

character_balloon

だから直接ユーザーとつながることができるD2Cはユーザーとの関係性を構築しやすいわ

D2Cのデメリット1:プラットフォーム構築・顧客獲得にコストがかかる

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_22枚目
character_balloon

D2Cのデメリット1つ目は、プラットフォーム構築・顧客獲得にコストがかかること

character_balloon

既存のプラットフォームに出店をしていれば、環境構築や維持、新規顧客の獲得まですべてサイト運営側が行ってくれるわ

character_balloon

でも自社の販売プラットフォームをゼロから作って、ユーザーが使いやすいものにしていくにはかなりコストがかかるのよね

character_balloon

すべて自社で行うには、労力・費用ともにコストがかかるということね

D2Cのデメリット2:軌道に乗るまでに時間がかかる

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_24枚目
character_balloon

D2Cのデメリット2つ目は、軌道に乗るまでに時間がかかること

character_balloon

D2Cでは、ゼロから自社の販売プラットフォームを立ち上げるから、作ってすぐに売上が伸びることは期待できないわね

character_balloon

元からある程度のブランド力がある場合はいいんだけど、ブランド認知から始めるのであれば軌道に乗るまで時間がかかることは避けられないわね

D2Cを成功させるためのポイント

character_balloon

最後にD2Cを成功させるためのポイントを以下の3つに分けて説明するわ

character_balloon

それぞれ見ていくわね

D2Cを成功させるためのポイント1:唯一無二の商品力・ブランド力

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_28枚目
character_balloon

ポイント1つ目は、唯一無二の商品力・ブランド力

character_balloon

巷でよく見かけるようなありきたりな商品だと、ユーザーは大手ECサイトに流れてしまって、わざわざ自社サイトで購入してくれることはないわね

たしかに、そこでしか買えない商品じゃないならわざわざ買わないね、、

character_balloon
character_balloon

だから、他には真似できないような商品力や、独創的な世界観でファンになってもらうブランド力が必要だわ

D2Cを成功させるためのポイント2:マーケティング力

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_30枚目
character_balloon

ポイント2つ目は、マーケティング力

character_balloon

自社サイトや実店舗を立ち上げただけで、顧客がどんどん集まってくる!なんてことはないわよね

character_balloon

だからコンテンツマーケティングなどを行って、自社サイトや店舗に顧客を集めなくてはいけないわ

character_balloon

どれだけ素晴らしい商品を持っていたとしても、ユーザーに認知してもらわなければ意味がないのよね

character_balloon

つまりターゲット層にふさわしい方法で訴求して顧客獲得ができるマーケティング力が必要ね

D2Cを成功させるためのポイント3:SNSの活用

D2Cとは?成功させるための3つのポイントも解説!の画像_32枚目
character_balloon

ポイント3つ目は、SNSの活用

character_balloon

これまでD2Cを成功させてきたブランド・メーカーもInstagramやYouTubeを上手く活用してきたところがほとんどといっても過言ではないわ

うん、知らないブランドでもSNSだとよく見かけるね!

character_balloon
character_balloon

そうよね。新商品の情報を発信したり、ライブ配信で簡単に顧客と交流したりできるから、ファンの獲得にもつながるわ

character_balloon

それに、顧客と交流することでどんなニーズがあるのかリアルな声を聞くこともできるから、自社ブランドを成長させるためにも、SNSの活用は必須と言えるわね

まとめ

character_balloon

最後にD2Cについてまとめると、、、

まとめ

◆D2Cとは、「Direct to Consumer」の略で、「企業が製造した商品をユーザーにダイレクトに販売するビジネスモデル」のこと


◆最近のD2Cは、直接販売だけでなく「ユーザーの共感を得た上で購入してもらう」という理念共感によるマーケティングの側面も出てきている


軌道になるまで時間・コストがかかるが長期的には収益性を高められる


◆D2Cを成功させるには商品力・ブランド力を高め、SNSの活用と正しいマーケティングが必要

character_balloon

こんな感じね

D2Cは初めは大変でも長期的に見るといいことが多いんだね!

character_balloon

B2CやECとの違いもよくわかったよ!ありがとねパープルちゃん!

character_balloon
character_balloon

はーい、頑張ってね~

最新の記事一覧
最新の記事一覧