見出しとは？種類や作るときの注意点、付け方について解説！

ブルーちゃん、ちょっといいかしら？

見出しについて調べてるんだけど、いまいち理解しきれなくて、教えてほしいの。

助かるわ。ありがとう！

ブログやWebサイトにおける見出しは、文章のまとまりごとに付けるタイトルのようなものなんだ。

そうそう。Web上の文章においては、読者は基本的に知りたいことの答えを最短で見つけたいと思っているから、見出しで読むべき文章と読まなくていい文章をすぐ判断できるようにしてあげるといいんだよ。

見出しの種類については知ってるかな？

そうそう。見出しは主に以下の4種類をよく使うんだ。

うん。あまりに多くの見出しを使ってしまうと、ページの構成が複雑になるから、使うのはh4までにしておくといいよ。

それと、見出しは数字が小さいものから順に使うのが原則で、たとえばh2の分類としてh3を使い、さらにh3の分類としてh4を使うといった「入れ子構造」にするのがルールなんだ。

じゃあ、よく使う4つの見出しについて順番に説明するね。

h1見出しは、原則記事自体のタイトルでのみ使ってね。

そうそう。h1はタイトルだから、最初に使ってそれ以降は使わないと覚えておいてね。

その通りだよ〜。

大見出しとも呼ばれるh2は、本文内で1番大きな見出しになるんだ。

基本的には、章全体をまとめる見出しとして使うよ。

ページのデザインによるから必ずしもそうとは限らないけど、タイトルに次いで大きいことが多いし、そのほうがわかりやすいね。

章の中をさらに細かく分類したいときは、中見出しとも呼ばれるh3を使うんだ。

たとえばベルギーについて解説する記事の場合、h2で「ベルギーの基本情報」についての章をまとめて、その中にh3で分類した「ベルギーの通貨」「ベルギーの公用語」などをまとめる、といった使い方ができるよ。

その通りだよ〜。h3は、必ずh2の配下に置くことも忘れずにね。

h3でも分類しきれない場合は、h3の配下に小見出しと呼ばれるh4を置いて分類してね。

たとえばh3まとめた「ベルギーの公用語」を、さらに「ベルギーの公用語1.オランダ語」「ベルギーの公用語2.ドイツ語」「ベルギーの公用語3.フランス語」というように分類したい場合が、h4の出番なんだ。

うん。これ以上分類するとページの構成がかなり複雑になって読みにくくなるから、基本はh4までしか使わないんだよ。

いい質問だね。見出しを作るときは、以下の3つに注意するといいんだ。

もちろん。詳しくは、順番に説明していくね〜。

見出しはh1、h2と数字の小さいものから使うのが基本で、h2の内容を分類する場合はh3を、h3をさらに分類する場合はh4を使うようにするのがルールなんだ。

つまり、h3の中にh2を入れるみたいに、階層を入れ替えてはいけないんだよ。

SEOの評価が悪くなってしまう可能性がとても高いよ。

そうなんだよ。SEOの評価を悪くしたくない場合は、必ず階層を守らないとね。

見出しは読みやすくするためにあるものだから、長くなりすぎないようにしよう。

大体20文字以内にするといいと言われているよ。

簡潔かつ理解しやすい見出しを付けるのが理想だね。

見出しはわかりやすさが重要なんだけど、画像を使って見やすくするのはやめたほうがいいんだ。

画像を使ってしまうと、Googleのクロールで見出しと見なされなくて、SEOの評価が悪くなってしまう可能性があるんだよ。

その通りだよ〜。

見出しの基本はわかったと思うから、次は効果的な見出しの付け方について説明しようかな〜。

効果的な見出しを付けるには、以下の4ステップで進めるといいんだ。

1ステップずつ、詳しく解説するね〜。

見出しを付ける前に、まずは検索されそうなキーワードを設定してね。

ページの内容と矛盾しないキーワードというのは大前提なんだけど、検索する人の悩みや疑問を解決するようなもので、かつ自分が詳しく書けるキーワードがおすすめなんだ。

キーワードが決まったら、読者の検索意図は何かを考えてね。

その通り。検索意図を反映した見出しを付けることで、読者がページを読んでくれる可能性が高くなるし、SEOでも評価されやすくなるんだ。

検索意図を考えたら、検索意図を反映させた見出しの案をいくつか出してみてね。

その通り。「これを読めば悩みや疑問を解決できそう」と思わせるものだとなおいいよ。

見出しの案の中から良さそうなものを選んだら、最後に推敲して完成だよ。

「初めて読む人が、見出しを見ただけでページの内容を推測できるか」を基準とするのがおすすめだよ。

だから、見出しを作った人とは別の人に、最終的にわかりやすいか確認してもらうのが理想だね。

見出しについてまとめると、こんな感じだよ。

見出しについて説明したけど、知りたかったことはわかったかな？

よかったよ。また何かあったらいつでも聞いてね〜。