レベニューシェアとは？仕組みと成功事例3選を紹介！

ねえねえ、ピンクちゃーん！

レベニューシェアを導入したいってクライアントがいるんだけど、レベニューシェアのことを教えてほしいな！

レベニューシェアとは、企業同士が提携して商品やサービスを提供し、売上が発生したら、事前に取り決めた割合で山分けすることよ

そうよ。委託業務のように支払う金額が決められていないの

レベニューシェアの主な活用例を挙げてみるわね

活用例を見ると、IT企業などシステムを利用した成果が数字で表れる事業は取り入れやすいようね

わかったわ

レベニューシェアは、受注側にとって成果報酬型なのよね

先に受注側が開発費用を出して成果品を作るのよ

そういうケースが多いわね。発注側と受注側が契約時に取り決めた配分率で、成果品による収益を分けるの

契約・業務内容・負担する費用もケース毎に異なるから、特段、こういう割合っていう一般指標もないのよ

大丈夫よ！失敗した時の費用分担は、事前に契約することで、相互協力するパートナーとリスクをお互いに分割することもできるわ

じゃあ、レベニューシェアの成功事例を3つ教えるわね

じゃあ、成功事例をそれぞれ見ていくわよ

2014年3月に開業した日本一の高層ビル「あべのハルカス」は有名ね

パナソニックISが、あべのハルカスの展望台(ハルカス300)と美術館の入退場管理システム(チケッティングシステム)を開発提供しているのよ

パナソニックでは、採用されたシステムを「レベニューシェア型クラウドサービス」と呼んでいるわ

そうよ。近畿日本鉄道が発注側、パナソニックISが受注側になるわね

近畿日本鉄道が、レベニューシェア契約でシステム導入の成果をあげたことを評価されて、2014年に「ITビジネス賞」を受賞したのよ

2011年に大手量販店イオンは、経営の拡大・推進のために「デジタルシフト」など4つの計画を立てたの

それでイオンは、日本ユニシス(現:BIPROGY株式会社)をレベニューシェアのパートナーに採用して、ECサイトを開設したのよ

日本ユニシスは、ECサイトのマルチデバイス対応のアプリを提供しているの

イオンは知名度を生かして、売れ筋商品を持つ大手企業の勧誘や店舗の提供、広告・宣伝など得意分野をフル活用しているわ

そうね。日本ユニシスは「サービスインテグレータ」として担っているし、イオンは流通関連で強みを発揮しているし、良い関係だわ

印税契約は、レベニューシェアと同じ形式と見ることもできるわね

電子書籍が普及しているけれど、どの位売れるのかわからないでしょう？

だから、生き残るためにレベニューシェアを導入しているところが多いの

レベニューシェアについてまとめるわね

レベニューシェアについて、分かったかしら？

イエローちゃん、ちょっと心配だわ…