タイアップ広告とは？2つの事例も交えて解説！

ねえねえパープルちゃん！

タイアップ広告の相談を受けたんだけど、何かわからなくて…教えてくれない？

タイアップ広告とは、企業がメディアと協力・提携して自社商品やサービスを宣伝する広告のことよ

メディアの例としては、まとめサイト、ブロガー、インフルエンサ―のYoutubeやInstagramなどが挙げられるわね

ちなみに「タイアップ広告」の由来は"協力・提携"を意味する英語の「tie up」から来ているのよ

企業が自社の商品やサービスを広告で宣伝したいときに、それにふさわしいメディアにPR記事の作成を依頼するということね

そうそう！最近ではとてもメジャーな手法だから、きっと誰もが一度は目にしたことがあると思うわ

タイアップ広告の事例を紹介するわね

タイアップ広告の事例1つ目はおでかけメディアのaumoと京都の老舗料亭なだ万のタイアップ広告よ

aumoは観光やグルメ、ホテル、暮らしに関する最新情報が見つかるおでかけ情報サービスとして月間1,000万PVのユーザーをもつメディアね

そしてなだ万は1830年創業、京都の老舗日本料理店として有名よね

そうね。aumoというメディアの持つペルソナに沿った、なだ万を紹介・予約誘導することでさらなる集客を狙ったものね

この事例は、実績のあるメディアと実績のある料理店の協力でなされたタイアップ広告の例といえるわね

タイアップ広告の事例2つ目は「ハローキティ×ご当地モノ」のタイアップ広告ね

ハローキティといえば、誰もが知っているであろうサンリオの親しみやすいキャラクターよね

それとご当地の名産などをかけ合わせることで地元のPRや地域活性化を図っているわ

この事例はIPビジネス（知的財産でライセンス料などの利益を得るビジネス）を行なっている企業とタイアップすることで商品やサービスを宣伝する効果を狙っているの

既に有名で人気のあるキャラクターを使うと、それなりのロイヤリティがかかったり、表現の規制も多いんだけど、それでも認知度や好感度、商品を欲しいと思わせる力は圧倒的なのよね

次に、タイアップ広告のメリットとデメリットをそれぞれ2つ紹介するわね

1つ目のメリットは、メディアのブランド・信頼を活用できるということよ

メディアには既にユーザーからのブランド力や信頼・イメージを獲得しているわよね

だから「このメディアが紹介している商品なら安心できる」とメディアの持つの信用を借りられるから、自社商品・サービスの信頼性を高めてくれるわね

2つ目のメリットは、口コミという第三者としての宣伝効果を得られることね

タイアップ広告は広告主でなく第三者のメディアから広告・宣伝を発信しているから口コミ要素が含まれて信頼を得やすいわ

最近は情報があふれているから、消費者の多くは口コミや信頼を重視する傾向があるの

そうよね。消費者は常に比較検討を行っているから、広告主による宣伝ではなく、第三者の意見や感想に見える形は広告効果を得やすいの

じゃあ、次にデメリットを2つ紹介するわね

1つ目のデメリットは、広告の出稿までに時間がかかることよ

タイアップ広告は、メディアに商品やサービスについて知ってもらい、それを元に記事やコンテンツを作ってもらうという工程が必ず必要になるわ

第三者であるメディアが商品やサービスについてまず理解してから広告を作るとなると、内容を熟知している自社が広告をつくるよりも圧倒的にかかる時間がかかるのよね

だからタイアップ広告打ち出す際は、かかる時間を考慮した上で依頼する必要があるわ

2つ目のデメリットは、広告費が高額になってしまうことよ

デメリット1で説明した通り、タイアップ広告は出稿までにかなり時間がかかるの

つまりそれだけの労力がかかっているから、その分費用も上がるのよね

数万円から出稿できる広告と比べると、気軽に出せるものではないから、本当にタイアップ広告を出すべきかどうか、よく考えてから行う必要があるわ

では、タイアップ広告は具体的にどのくらいの費用がかかるか見てみるわね

もちろん、かかる費用はメディアによって異なるんだけど、タイアップ広告の費用相場は50～200万円前後といわれているわ

Yahoo!JAPAN PR企画のような有名で人気の媒体は1,000万円を超えることも少なくないわね

そう。ある程度の知名度・ブランド力を借りることになるから、予算や届けたいユーザーにふさわしいメディアを選ぶ必要があるわ

最後にタイアップ広告についてまとめると、、、

こんな感じね

はーい、頑張ってね～