SEO
更新日: 2024/12/30
【イラスト付き】SEOの歴史を知ろう!SEOの誕生から変化まで詳しく解説
「SEO」は、インターネットの普及とともに進化し、現在ではオンラインビジネスや情報発信に欠かせない存在となっているわよね。
SEOの歴史をひも解くと、昔は単純なアルゴリズムが主流だったけど、時代とともにユーザーの利便性を重視した現在の形へと変化したんだ。
最近はSEOが身近な存在になりつつあるけど、「SEO」の誕生や歴史って意外と知らないものね。
それじゃあ今回は、SEOの誕生背景から、技術やアルゴリズムの変化を詳しく解説するよ!
SEOの歴史を知ることによって、なぜ現在の対策が必要なのかを理解し、今後の戦略に役立てるヒントを得よう。
ブルーちゃん、お願いね!
目次
SEOの歴史を振り返ろう!年代別に主な出来事を紹介
現在のSEOはいきなり誕生したわけではなく、歴史とともに変化していったんだ。
何か影響するような出来事があったのかしら?
検索エンジンの登場や間違ったSEO対策の横行、それを改善するためのアップデートが、現在のSEOに影響しているよ。
1.SEOの起源は?鍵となる検索エンジンの誕生【1990年~】
2.ディレクトリ型検索エンジン「Yahoo!JAPAN」が登場【1996年~】
3.被リンクで上位表示?間違ったSEO対策の横行【1997年~】
4.パンダアップデートで質が求められるように【2011年~】
5.「ペンギンアップデート」で過剰なSEOにペナルティを【2012年~】
6.「モバイルファーストインデックス」でスマホでも見やすく【2018年~】
上記のように、年代別に出来事を詳しく解説していくね!
1.SEOの起源は?鍵となる検索エンジンの誕生【1990年~】
SEOの起源を探っていくと、1990年に登場した初期の検索エンジン「Archie(アーチー)」が重要な役割を果たしていたことが分かるよ。
「Archie」って、どのような検索エンジンなの?
インターネット上にあるファイルをインデックスし、ファイル名を検索できるツールで、今のSEOの原型といえる存在だよ。
当時は現在の「クラウド型」ではなく、サーバーごとにネットワークを介して通信し、クライアント端末上でプログラムを処理する「クライアントサーバー型」が採用されていたんだ。
つまり、現在のような「検索順位による競争」という概念はまだ存在していなかったんだ。
そこからだんだんと進化していき、キーワードを入力してインターネット全体から情報を引き出せる検索エンジンが登場したのね。
1990年代後半には、WEBページに含まれるキーワードを最適化することにより、検索結果で上位表示させる方法が開発され、現代のSEOの基礎となったよ。
2.ディレクトリ型検索エンジン「Yahoo!JAPAN」が登場【1996年~】
1996年には、日本でも有名な検索エンジンが登場したよ。
「Yahoo!JAPAN」のことかしら?
ピンクちゃんの言うとおり、ディレクトリ型検索エンジン「Yahoo!JAPAN」がサービスを開始して、日本の検索エンジンのトップとなったんだ。
ちなみにディレクトリ型検索エンジンとは、人間がWEBサイトを、名前や説明文、URLとともにカテゴリ別に整理してデータベース化する仕組みだよ。
人間が整理とデータベース化をするって、なかなか大変そうね。
たしかに大変だけど、機械ではなく人が情報収集と編集を行うから、信頼性の高い検索結果が得られたんだ。
そのため、この時代はSEO対策として「Yahoo!JAPAN」に自社のWEBサイトをカテゴリ登録し、同じカテゴリ内で競合サイトより上位に表示されることが、最重要視されていたよ。
最近は聞かないSEO対策だけど、現在はどうなってしまったのかしら?
時代とともにWEBサイトがどんどん増えてしまい、人間の手でカテゴリ別に整理してデータベース化するには限界が来てしまったんだよね。
3.被リンクで上位表示?間違ったSEO対策の横行【1997年~】
1997年には、ロボット型検索エンジン「Google」が登場し、ユーザーが求めるWEBサイトを上位に表示する質の良い検索エンジンとして、シェア率を高めていったよ。
Googleの評価基準では、他のWEBサイトからリンクされる「被リンク」の数や質が重要視されていたんだ。
内容に関係なく、被リンクが多ければ上位表示されるってことね。
そう。だから、内容が薄いサイトであっても、大量の被リンクを獲得することで検索順位を上げることが可能になってしまう弊害も生じたんだ。
当時は、自分のサイト間でリンクを作り上げる「自作自演リンク」や、お互いのサイトをリンクし合う「相互リンク」、さらにはお金でリンクを購入する手法が横行していたよ。
長期的には検索エンジンの信頼性を損ねる行為だけど、一時的な順位上昇は狙えるから、今も行っているWEBサイトがあるわよね。
この時期から、被リンクの影響力を悪用した手法が目立ち、SEOの課題が生まれてきたんだ。
4.「パンダアップデート」で質が求められるように【2011年~】
間違ったSEO対策に向けて、2011年に「パンダアップデート」が実施されたんだ。
可愛い名前だけど、実際には何が変わったのかしら?
パンダアップデートによって、検索エンジンがコンテンツの質を厳しく評価するようになったよ。
具体的には、他のサイトからコピーされたテキストを多く含むページや、独自性のないページばかりのWEBサイトは順位を下げられるリスクが高まったんだ。
質の低いコンテンツが減るわね。
同じWEBサイト内でコンテンツを使い回している場合も、検索結果での評価が低下する可能性があるよ。
独自性のあるコンテンツ作りが重要ね。
5.「ペンギンアップデート」で過剰なSEOにペナルティを【2012年~】
2012年には、「ペンギンアップデート」によって、SEOを過剰に行うWEBサイトはペナルティを与えられるようになったよ。
え?SEOって、たくさん行ってはいけないの?
SEO対策を重視するよりも、あくまでユーザーにとって有益で使いやすいコンテンツが評価されるんだ。
たとエバ、特定のキーワードを不自然に大量配置したページや、ユーザーにとって読みづらいページが対象で、検索順位が大きく下げられるようになったよ。
検索結果の公平性が向上して、価値のあるWEBサイトが多くの人々に届く環境が整ったわね。
6.「モバイルファーストインデックス」でスマホでも見やすく【2018年~】
2018年に「モバイルファーストインデックス」が登場すると、モバイル版のコンテンツによって検索結果のインデックス化やランキング化が行われるようになったよ。
スマホなどのモバイル端末での表示が最適化されているWEBサイトが、検索エンジンで上位表示されるんだ。
デスクトップ版のWEBサイトをスマホで見ると、見づらいことが多いものね。
この頃から、レスポンシブデザインや高速な読み込み速度も重要視されるようになったんだよね。
まとめ
SEOの歴史について解説してきたけど、これまで以上にSEOへの理解を深められたかな?
今まで何となくSEO対策を行ってきたけど、昔は間違った方法もかなり流行っていたのね。
改めて、正しい方法でSEO対策をしようと思ったわ。
最後にまとめとして、以下5点を頭にメモしていってね。
まとめ
◆SEOは、1990年に登場した検索エンジン「Archie」が基となっている
◆1990年代後半にWEBページに含まれるキーワードを最適化し、検索結果で上位表示させる方法が開発され、現代のSEOの基礎となった
◆1997年の「Google」の登場で、被リンクの影響力を悪用した、間違ったSEO対策が横行した
◆パンダアップデートとペンギンアップデートによって、質が高くユーザーに利益のあるコンテンツが上位に表示されるようになった
◆2018年には「モバイルファーストインデックス」が採用され、モバイル端末での表示が最適化されているWEBサイトが、検索エンジンで上位表示されるようになった
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